文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日、夏の文学講座に行ってきた。銀座の写真。

今週のお題「夏休み」 まさに、昨日は私の夏休みであった。ちょうどお題が当てはまる。 夏の文学教室のネタは後日ゆっくりアップするとして、久しぶりに写真を撮りまくってきたので、銀座スナップを載せたいと思う。 瓜ヶ谷さんのブログを拝見しているとペン…

コーヒーの国

諸賢はコーヒーと聞いてどこの国を思い浮かべるだろうか。 ブラジル。オーソドックスである。コスタリカ、グアテマラ、南米はコーヒーの宝庫である。 エチオピア、ケニア、ザンビア、アフリカもコーヒーの栽培が盛んだ。 ハワイコナも美味い。ハワイはアメリ…

遠野物語を読んだ

明日は夏の文学教室なり。そのための予習をせり。 京極先生のお題「 物語の在り処 〜遠野物語を巡って~」とのことにて、遠野物語を知らねば分からぬと思いこれを読めり。 遠野物語は柳田国男の著作なり。著作権も切れておれば、キンドルにて無料で入手する…

箱の中の天皇 赤坂真理 を読んだ 感想 レビュー

箱の中の天皇 作者: 赤坂真理 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 30日の夏の文学教室に行くので予習をした。 夏の文学教室 - 日本近代文学館 マリという主人公が、夢の中でマッカーサーに会っ…

男の生活 を観た 感想 レビュー

男の生活 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 面白すぎる。ここまで下らない作品というのは珍しいのではなかろうか。 彼らは正社員なので、それなりの手取りだろうし、経済的な困窮などは抱えていない。しかし、日々の生活に対する漠然とした…

俺たちは天使じゃない を観た。感想 レビュー

俺たちは天使じゃない (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 久しぶりに普通に面白いコメディ映画を観た気がする。 あらすじは、二人の脱獄犯が町に逃げ込み、ひょんなことから高名な神父に間違われる。脱獄犯たち…

おにぎりをユルく握るは日本の闇

昨日、食品添加物、食品業界、医薬品業界、小売業界についてのもろもろを書いたが、わたしは、あの「おにぎりはゆるく握る」というプロパガンダこそ、まさに日本の闇だと思う。 おにぎりをゆるく握る? はぁ? おにぎりは渾身の力で握らなければいけない! …

日本は食品添加物由来の癌大国

昨日の最後の一文で、長谷川豊が出れば、と唐突に書いたので意味が分からなかった人が多いと思う。 わたしは、コンビニ弁当やカップ麺を食うたびに長谷川氏を思い出すのだ。 長谷川氏は食品添加物問題を政策に入れていた数少ない候補予定者だった。 頑張って…

ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX を食った。

これが意外に安いのである。 普通のペヤングは120gで193円。1gあたり、1.6円 ギガマックスは439gで408円。1gあたり、0.93円 ただ、ちょっと量が足りない。うちではこれを5人で食べるからだ。テラマックス600gぐらいを出してくれたら嬉しいかも。1g=0.8円!…

今週のお題「空の写真」

今週のお題「空の写真」 面白いのか、つまらないのか、よく分からないお題である。まさに、文章力を試されているのではなかろうか。 今朝撮った写真である。ズームもなにもしていない。iPhoneで等倍。 ほぼ一色の灰色である。ちょっと青みがかっている。蒼天…

参議院選挙にあたり② 左翼の劣化

こと日本に於いて右左翼の定義は複雑を極めるが、昔と今の共通点として、定義できるのが、 昔:岸嫌い=左翼 今:岸の孫嫌い=左翼 粗雑な分け方で恐縮である。 先日、安倍首相の演説を妨害した男が警官に強制移動させられたというのがツイッターに流れてい…

参議院選にあたり 自由をはき違えることなかれ

よく、「投票に行きましょう」とか言っている輩がいる。候補や政党はいい。遠回しに自分に投票せよと言っているに過ぎないから。 特定の候補、特定の政党関係なく、選挙に行くのが正しいと思っている輩や団体がいて、無邪気に「投票に行きましょう。投票は国…

カリモク60

学を衒うようで恐縮であるが、諸賢は「カリモク60」をなんと読むかご存知だろうか。 おそらく、「カリモクロクジュウ」と読んでおられるのではあるまいか。が、本当は「カリモクロクマル」と読むのが正しい。 トヨタの「86」は「ハチロク」であり、「ハチジ…

夏の文学教室のチケットを買ってきた。

2019年夏の文学教室プログラムをアップしました - 日本近代文学館 わたしが買った30日は、赤坂真理「トランス天皇論」、鹿島茂「三島由紀夫とフランス文学」、京極夏彦「遠野物語を巡って」の三本。どれも面白そうである。遠野物語とトランス天皇論を読まな…

五つ数えれば三日月が を読んだ。感想。レビュー。芥川賞を予想する!

語り手は林さんという30才の台湾人女性。作者だろうか。大学院時代の友人と五年ぶりに会い、中華を食う。 大学院時代の友人である浅羽は、台湾人と結婚して日本語教師をしている。 近年、越境文学というのが流行っているのか、夏の文学講座のテーマも「越境…

今週のお題「海」

今週のお題「海」。なんと漠然としたお題だろうか。 わたしは子どもの頃から、「泳げないと海で死ぬ」と教わってきた。たしかに、父親が釣り好きで、船で沖に出たりするものだから、その言葉を疑ってこなかった。 スイミングスクールなどにも通わされたが、…

ジョナサン・ハイトの「社会はなぜ左と右にわかれるのか」二章

↓一章はこちら ジョナサン・ハイトの「社会はなぜ左と右にわかれるのか」を読んでる。 - 文学・文具・文化 趣味に死す! 人の心は「直感、情動」と「理性的な言語的判断」という二つがあるというのは、多くの人にとって納得できる事だと思う。 では、この二…

太平記の9巻は糟屋劇場のような気がする。

糟屋宗秋 - Wikipedia 9巻は六波羅が落ち、北条仲時が番場で432人の従者とともに自害する、本当なら仲時が主役のはずなのに、糟屋がめっちゃ目立つのである。たぶん、その理由は、いちいち台詞が格好いいにもかかわらず、結構見通しが甘いのだ。わたしの中で…

続 椅子の話 リプロダクト品について

椅子がめっちゃ欲しいという話を先日した。 椅子が欲しい今日この頃。 - 文学・文具・文化 趣味に死す! さっそく近所の図書館で椅子に関する書物を爆借りしてきた。 初めて知ったが、GE270とかNV45とか、そういった名作家具はリプロダクト品というのが出回…

おじさんを食った

諸賢はおじさんを食ったことがあるだろうか? わたしはなかった。ゆえに、寿司屋のメニューに「おじさん」と書いてあるのを冗談だと思った。 最初は、「面白いから頼んでみなよ」てきなノリであったが、マクドナルドでスマイルを注文するほど若くもなく、本…

セリアの原稿用紙

じゃじゃん。 百均と言えばまずはダイソーが思い浮かぶであろうが、セリアもなかなか頑張っている。ダイソーよりもお洒落なものが揃っていたりする。 だが、こと原稿用紙にかけては完全にダイソーに軍配が上がる。 ダイソーの原稿用紙が滅茶苦茶使える件 - …

ズーランダー 感想 レビュー

ズーランダー (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 男性ファッション界を馬鹿にした作品。キャッチコピーは「体脂肪率3%。知能1%」だそうな。 コメディ映画である。酒を飲んで観るのがお勧めで、素面だとなかな…

椅子が欲しい今日この頃。

ギターか万年筆でも買おうと思ってネットを渉猟していたが、唐突に椅子が欲しくなった。 ずばりこれである。 格好良すぎる。 https://fritzhansen.com/ja-jp/jh97 詳細はサイトを見て欲しいが、30万円とかする。椅子のくせに。いや、わたしはこれまで椅子を…

ラッコの家 古川真人 感想 レビュー 第161回芥川賞候補作

九州福岡が舞台。いや、正確な舞台は九州福岡にあるとある一軒家が舞台。 タツコの家には二人の姪がやってきて、その姪の子どももやってくる。 タツコは高齢者である。姪の子どもが社会人ということからしても、姪も50代だと考えられる。 九州地方の方言がこ…

お題 わたしの好きな歌 チャックベリー

今週のお題「わたしの好きな歌」 今一番気に入って聞いているのはチャックベリーである。 チャックの曲はギターを手にした高校の頃から大好きでことあるごとに聞いている。 最近また嵌まりだして、ES335が欲しい今日この頃である。 チャックはバリトーン・ス…

「革」が革命でも革製品でもなかった件

とある革製品のHPを見ていた。ヌメ革とかイタリアンレザーとか、バッグとか財布とか革製品が盛りだくさん。 そんなレザーで溢れる革製品屋さん文章の中に、 「このデザインは革新的なもの」 みたいな文章が出てきて、わたしの脳内変換は革新的を「新しいレザ…

神田に行って増鏡を買ってきた

お茶の水、神田、神保町、このあたりはなかなか味がある。 とくに、昔ギターにド嵌まりしていたから、お茶の水にはよく通った。古本を買いに神田にも行った。 増鏡が欲しくなって、Amazonで買おうと思ったら絶版で、中古しか売っていなかった。それも結構高…

今週のお題「2019年上半期」

今週のお題「2019年上半期」 速いものである。だが、まだまだここからである。諦めてはダメだ。まだ、半年あるじゃないか。 時々、全力で生きているのかどうか不安になる。どうも、このままではいけないような気がするのである。もちろん、このままでもいい…

高齢化上位は敗戦国だけ

内田樹「高齢化上位国に並ぶのは第2次世界大戦の敗戦国という驚くべき結果」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット) ネットを徘徊していたら↑のような記事を見つけた。 本当かどうか調べてみた。 内田さんは中央年齢ランキングからのデータだろう。 世界・中央…

春たてば花とや見らむ白雪の かかれる枝にうぐひすぞなく かな書

ペンの光 2017年4月号より 素性法師の歌。すじょう、ではない。そせい、と読む。 桓武天皇の孫。 立春が来て、世の中が春らしくなれば、枝にかかった雪も花のように見える。そこに、鶯がやってきて鳴いていれば、なおさら春の雰囲気である。 よく和歌では上…