文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

だれも知らない万年筆

諸賢はこの万年筆を知っているだろうか。 見たことなくて当然で、改造されている。 漆が塗られている。 元はシェーファーのデルタグリップである。 クリップは三角形なので、デルタクリップではないかと思って調べたが、やはりグリップだった。 安物である。…

今週のお題「ハロウィン」

今週のお題「ハロウィン」 わたしはこういう作為的な流行にはあえて与しないように踏ん張っているのであるが、このように大々的にやられると、なかなか踏ん張りきれるものではない。クリスマスをお祝いしようと言われて、「いえ、わたしは神道なので異教の祭…

最近のネクタイ

最近の背広はほとんど濃紺ばかりである。茶やライトグレーを着ている人は少ない。そもそも、リクルートスーツなるものが、紺無地か黒無地で、その延長線上にスーツを捉えてしまっているのかもしれない。 先日、ちょうどサラリーマンが退社する時間帯、新宿駅…

パイロット・カクノにセーラー・青墨を入れてみた

パッケージが古いのは気にしないで欲しい。 いま、とあるノートにとあることを書いているのであるが、そのノートが裏抜けしまくって、頭にきたので青墨を出してきた次第である。 青墨は色も気に入っているし、裏抜けしないし、水にも強いという、最高のイン…

きことわ 朝吹真理子 感想レビュー

きことわ (新潮文庫) 作者: 朝吹真理子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/07/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る 読みにくくはないが、なんとなく難解な小説である。 ラジオで著者は二人の物語りを書きたかったと言っている。貴子も…

金の斧、鉄の斧の話はなんかピンとこない。金ペンのエフィカシーについて。

昔話にケチを付けるほどバカらしい話はない。兎と亀だって、兎や亀が口を利くわけはない、と言ってしまえばそれまでの話だ。 ただ、金の斧と鉄の斧が気になったのは、最近万年筆に再び凝っていて、やっぱり金ペンはいいよなぁと思えばこそである。 キコリが…

献血まで萌え

この萌え文化はいつまで続くのだろうか。 画面中央の献血を拡大する。 秋葉だからって、萌えにつられて献血するのだろうか。 もう萌え文化もかれこれ20年近く続いている。○○萌え、とか言っていた当時の三十代ももう50過ぎである。まだ「萌え」とか言っている…

コネクテッドカー 車も新時代へ。

なかなか秀逸な標語である。 先日も住宅街の細い道でわたしがだらだら自転車を漕いでいたら、後ろから唸るようなエンジン音を響かせて、急いでいたのかクルクルパーなのか、ものすごいスピードで横をかすめていきおった。 ただ、気をつけろ! と言われても、…

昨日靖国の例大祭に行ってきた。

30日チャレンジが終わると、がつんとサボる悪い癖である。 前から一度例大祭に行ってみたいと思っていた。 昇殿参拝もしたことなかったし。 奉賛会会費は玉串料代わりかな、と思ったが、じつはそんなことはなく、玉串料は玉串料で納める。しかし、今回、なん…

ブラックウォッチタータンは着やすいし無難。

タータンチェック、ユニクロなどに行けば無数の組み合わせがあるが、本来はちゃんと由来があってその柄になっている。 大人のおっさんというとだいたい国民服がごとくチェックを着ていて、タータンチェックはその中でもかなりの割合を占める。 おっさん=チ…

農口尚彦研究所 山廃純米 を飲んだ。

前から一度飲みたいと思っていた酒だ。この酒は要冷蔵である。しかし、常温からぬる燗で飲めと書いてある。 ならば、冷蔵庫から出して、一時間くらい待って…………って待てるわけないだろ! と冷酒で飲んだ。これが、苦いだけで全然美味くない。 なんて苦い酒だ…

月曜ダンディズム 靴の裏の手入れを怠ると

さて、これで、今回の35日チャレンジも終了である。終わってみるとあっという間だ。やはり、テーマを絞られているというのは書きやすい。が、書きたいネタを書けないところが隔靴掻痒でもある。 という訳で、最後のダンディズム。 マレリーの底をひっくり返…

日曜 政治経済 ネット規制について

<海賊版誘導>「リーチサイト」規制へ 運営者らに罰則(毎日新聞) - Yahoo!ニュース 15年前、ネットはいまより遙に自由だったし、ネットにはネットの世界があった。 それこそ、P2Pなどもたくさんあったし、そこでは手に入らないものなどなかった。まさ…

今週のお題「最近おいしかったもの」 カボチャとニンニク

今週のお題「最近おいしかったもの」 某団体の会報誌に載っていたレシピ。 カボチャを素揚げして、バターで炒めたニンニクと絡めて塩胡椒。 非常に簡単である。 ニンニクがぱりっとして、カボチャの柔らかさの中、しっかりとした歯ごたえを出す。また、カボ…

金曜映像 複製された男

複製された男 (字幕版) 発売日: 2014/12/24 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る SFかと思いきや全然違った。ノーベル文学賞作家の作品らしい。大学教授があるひ、映画に自分そっくりな男が出ているのを発見する、ところから映画は始まる。 ぶ…

木曜小説 ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで

ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで (角川選書) 作者: 橋本陽介 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/06/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 図書館でふと手にとって一気に読み終えてしまった。 非常…

水曜食い物 本わらび粉 本葛粉 買っちゃったぜ

じゃじゃーん、とこれが本わらび粉と本葛粉である。 超高くて、わらび粉のほうが100g=1400円。葛粉が100g=800円ほどだ。 Amazonで見るともっと高い。 じゃ、これ↓はいったい何だよ。という話になる。 水曜食い物 くず餅 わらび餅 - Yoshinori Hoshi Offici…

火曜は文具 iroshizuku三色セットの小瓶 インクの色について

曜日ごとにテーマを決めて、5週間、35日チャレンジも今週で最後! ラストスパート。 ということで、火曜の文具はiroshizukuの小瓶について。 ここのところ146に霧雨を入れるのが好きで吸っていたのであるが、なんと、ついに吸えなくなってしまった。 がちょ…

月曜 ダンディズム オーバーサイズ

オーバーサイズはダサい。 いまのストライプのスーツは普通だが、この無地のスーツは露骨なほどオーバーサイズである。わたしは新幹線の車両の一番前の椅子に座るのが好きなのであるが、この広告が貼ってあって、ずっと気になって、おかげで落ち着いて新幹線…

日曜 政治経済 テーマパークの変動料金について

headlines.yahoo.co.jp USJが変動料金制にするらしいが、日本では馴染まないのではないか。経済原理的に言えば当たり前のことだけれども。 というのも、休みにしか行けない人にとっては非常に不平等なシステムだ。ただでさえテーマパークは高くて嫌なのに、…

土曜はお題 お題スロット コーヒー ザンビア

お題「コーヒー」 最近ザンビアの豆を手に入れた。 あんまり聞かない国だ。アフリカにある。 ザンビア大使館のHPに掲載されていた画像を拝借。 もはや自虐的とすら言える。そもそも、アフリカ諸国を100でやれよ、と突っ込みたくなる。 在ザンビア日本国大使…

金曜映像 シュタインズゲート ゼロ 感想 レビュー

シュタインズ・ゲート ゼロ Vol.6 [Blu-ray] 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2018/12/21 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る なぜかリンクが張れないのだが、いまならAmazonプライムで観られる。 ちょうど昨日完結した。 そろそろ…

ひよこの眼 山田詠美 感想 レビュー

日本文学100年の名作第8巻1984-1993 薄情くじら (新潮文庫) 作者: 池内紀,松田哲夫,川本三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/03/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る ↑これに入っている。 ネタバレ注意 名作過ぎる。話の内容は単純…

水曜食い物 ひやおろし

日本酒は普通、貯蔵前と瓶詰め前の2回火入れ(60度のお湯につけて発酵を止めるて変な菌を殺す)を行う。 全く火入れしない日本酒を生酒。 瓶詰めの前に火入れすると生貯蔵酒。 貯蔵前に火入れすると生詰め。 冷やおろしは生詰めである。 日本酒は冷蔵庫みたい…

火曜 文具 ペリカンM800、モンブラン146 プラチナ3776だったらなにがいいか。

もし、万年筆が欲しいがなにがいいかと聞かれたら、ペリカンM800か、モンブラン146かプラチナ3776センチュリーと答えるだろう。 もちろん、その他にも素晴らしい万年筆はいくらでもあるが、この三つはわたしが常に使っているものだからだ。 この三本の中で…

月曜ダンディズム クールビズのせいでネクタイを締められない人のために マリネッラのイベント

最近やっと涼しくなってネクタイをしていても平気な季節となった。が、10月までがクールビズだかなんだか知らないが、相変わらずノーネクタイが多い。つまり、彼らは暑いからネクタイをしないというのではなく、ネクタイをしたくないからしないのである。わ…