2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今週のお題「買ってよかった2021」 大晦日になってしまった。 やはり、このお題をやらないと一年が終わった気がしない。 今年はそれほど買い物もしていないし、これだ! というものに出会っていない。 だが、灯台もと暗し、今着ているではないか。 (ビームス…
海よりもまだ深く 阿部寛 Amazon 純文学映画である。 別れた夫婦の話。 ミステリー的なところやアクション的なところはひとつもない。 なにが好いかって、台詞がいい。 特に覚えている台詞。 探偵の阿部寛が高校生の弱みにつけ込み金を巻き上げる。 高校生は…
これをトーストに乗せて齧ると絶品なり。 キャベツを千切りにする。きゅうりを入れても可。 塩を振る。塩味はここで決まる。 30分以上放置。 キャベツを絞る。 お酢、オリーブオイル、マヨネーズを加える。 和える。 完成。 美味すぎ。簡単。 こんな簡単なレ…
X-ミッション(字幕版) エドガー・ラミレス Amazon アフター・ワクチン改訂版にエクストリーム・スポーツの描写を入れようと思って調べていたら出て来た映画。 主人公は元エクストリーム・スポーツでの有名人。しかし、友人が一緒にチャレンジしたエクストリ…
年末っぽく、暇になってきました。 で、アフターワクチン手直ししているが、思った以上にミスってる。 「実はな、過去からきたおまえに会ってるんだ」 「えーーー!?」 というやりとりをした数ページ後、 「実はな、過去からきたおまえに会ってるんだ」 「…
【芥川賞】 石田夏穂(かほ)「我が友、スミス」(すばる11月号) ▽九段理江「Schoolgirl」(文学界12月号) ▽島口大樹「オン・ザ・プラネット」(群像12月号) ▽砂川文次「ブラックボックス」(群像8月号) ▽乗代雄介「皆のあらばしり」(新…
水曜日が消えた 中村倫也 Amazon 月曜から日曜まで毎日違う人格が現れる。主人公は火曜日。本当ならば目が覚めると次週の火曜であるはずなのに水曜日がおとづれていた! というもの。 ネタバレ注意 曜日ごとに違う人格が現れるという一発アイディもの。 辛口…
9人の翻訳家 囚われたベストセラー(字幕版) ランベール・ウィルソン Amazon 大どんでん返しが売りの作品である。 ただ、あまりにも現実離れしていてちょっとついて行けなかった。 あらすじは、ベストセラーの版権を手に入れた出版社社長が、世界同時出版を目…
パラレルワールド・ラブストーリー 玉森裕太 Amazon 主人公は二つの記憶を持っている。 その記憶のどちらが現実かわからなくなる。 正直、タイトルどうなの? と思う。パラレルワールドでもなければ、ラブストーリーというほどのストーリーはない。 ネタバレ…
花戦さ 野村萬斎 Amazon 池坊という花道の一家の話。 秀吉が晩年町民を殺しまくるのを花をもって諌めるという話。これも面白い切り口。 実際に活けてある花がたくさん出てくる。エンドロールを見ると池坊として現在も活動している団体が多数あり、その協力監…
ランボー ラスト・ブラッド(字幕版) シルヴェスター・スタローン Amazon スタローンは37年間もランボーをやっている。 今回の作品は地下に様々な仕掛けを作って敵を倒すというもの。見応えのあるアクションである。仕掛ける装置がみんな原始的だというのもの…
アフターワクチンロスを一人で味わっている。なんか、やることがなくて手持ち無沙汰な感じ。 そして、ブログをどうしたらいいか忘れている。 連載を書く前の通常運転に戻すだけなのだが。 ということで、松屋から久し振りに葉書が届いた。コロナになってから…
三十分。時間の感覚とは不思議なものだ。「ほら、見て、玲奈さん出てるよ」 理恵が慌ててテレビを指す。 2031年のノーベル物理学賞の授賞式の様子が流れていた。 嬉し恥ずかしそうに舞台に上がり盾を手にする。「すごいね、日本人最年少らしいよ」 彼女…
注:本日2度目の投稿なので、アフターワクチン 第17回 その7、を未読のかたはそちらから! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 瓶の中身を飲み干し、一呼吸置くと瓶を落とした。苦しそうに胸を押さえる。床に倒れ、ほん…
よく聞いてくれた、と言わんばかりに、「高田さんなら予想はついていると思いますが。2026年に消えたのはステファニーではないんです。もちろん、肉体が消えたのはステファニーです」「なるほど。意識を無線のように飛ばす研究をした甲斐があったという…
もっと分かるように話して欲しい。それが僕の切実な願いだ。ここで死ななければならないならなおさらだ。「ガルシアさん。冥土の土産という言葉を知ってますか? 僕にも分かるように話して欲しい。冥土の土産に」 その言葉なら知っていると言わんばかりに、…
リビングの扉を開けると、知らない老人がソファーに座っていた。白人の老人だった。宙を見るような瞳を僕たちの方へ向けている。その隣には見るからに屈強な背広を着た男が二人。一人は白人。もう一人はアジア系だった。「ガルシア教授」 高田は呟く。「お久…
そんなことは分かっている。ワクチンを打った七十億の人間は死ぬ。でも、どうやってワクチンから逃げられたというのだ。国を挙げて、いや、世界中でワクチンは安全だと洗脳し、反ワクチンの人々に対する憎悪を植え付け、厭悪して馬鹿にする風潮を生み出し、…