文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

2024-01-01から1年間の記事一覧

国民国家を解体せよ

国民国家などは戦争の要請があり誕生したシステムである。それも、戦争の形が騎兵から歩兵に遷ったからである。銃が歩兵を産み歩兵が民主主義を産んだ。民主主義と国民国家の相性は抜群である。 しかしどうであろうか。もはや歩兵の総力戦などということは起…

モノには霊が宿る

久しぶりにギターを買おうと思って色々なサイトを見ていたら、十年一昔とはよく言ったもので、十年前とは明らかに値段が違うのである。 具体的には70年代後半のストラトキャスターなど、20万しないで買えたはずなのに、今やビンテージなどの冠がつき50万近く…

スパイの妻 を観た

スパイの妻<劇場版> 蒼井優 Amazon やっぱりこの時代のメンズファッションは格好いい。とくに、生成りの背広が秀逸。 映画もそこそこ面白かった。ただ、蒼井優が秘密を知った後のノリノリな感じはちょっと違和感があった。秘密を知るまでの方が面白かった…

はたして政治家が国のために働くことは可能なのだろうか???

自民党の不祥事が相次いでいる。 彼ら政治家に国を思う心はあるのだろうか? 「あなた、国のことを考えてますか?」 と問はば、 「はい。国のことを考えています」 と答えるだろう。 では、その政治家にとっての国とは一体なにをさすのだろうか? これは政治…

日本のダンディズムについて

レースシューズをスリンポンのように履くはダンディに非ず。必ずや紐を解き、足を入れ、しかるのちに紐を結ぶべし。 上記のごときはダンディズムのイロハのイである。 しかし、このイロハのイがこと日本においては中々難問である。 出かけようとして靴紐を結…

沈黙の艦隊を観た Amazonプライム タイムスリップ体験: 1990年ごろの感覚と愛国者の葛藤

今Amazonプライムで絶賛放映中である。私は「空母いぶき」を面白いと思わなかったので、見る気は全然なかったのであるが、知り合いがめっちゃ面白いともうプッシュするので観たらめっちゃ面白かった。 海江田が諸葛亮ばりに賢いというのがこの映画の売りなの…

議員の居眠りについて

近年議員が議会中に居眠りをしていて糾弾されているが、問題はどのタイミングで居眠りをするかであるかと思う。 糾弾されるべきは起立採決で、本来立つべきなのに、居眠りをしていて座ったままの議員である(もしくはボタン投票でボタンを押し忘れた議員であ…

三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜 を再び観た

四年前、映画館で観たのだ。 四年前のレビューはこちら↓ 三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜 観てきた 1900円の価値はある! - 文学・文具・文化 趣味に死す! 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 三島由紀夫 Amazon 今回はAmazonプライムで観た。改…

1秒先の彼女 を観た

1秒先の彼女(字幕版) リー・ペイユー Amazon コメディである。ラブコメである。不器用なラブコメ。 彼女は何でもかんでもちょっと早い。徒競走でもフライング、ダンスでもワンテンポ速い。 逆に男の方はワンテンポ遅い。 ネタバレ有り。 彼女はワンテンポ…

ミーガン を観た

M3GAN/ミーガン(字幕版) アリソン・ウィリアムズ Amazon ネタバレ有り。 AIが自我を持って制御出来なくなるというお決まりのパターンである。 ただ、今回のAIはとてつもなく知能が低い。 知能は低いがパワーがある。拳で解決しようとする。 最後はサクッと…

第170回芥川賞 ドンピシャ、当ててやったぜ!

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp www3.nhk.or.jp 二回連続で当てた! ダブル受賞のも入れれば、連続四回当てている。 ちなみに過去の戦績は、 169回 ドンピシャ。 168回 ダブル受賞で、ひとつは当てた。もう一つの作品は最下位を付けた。 167回 ドンピシャ。…

第170回芥川賞大予想! 候補作全部読み!

今回もどうにか間に合った。発表が17日なのでギリギリである。 ではもう、いきなり受賞予想発表! ずばり! 東京都同情塔 である。 不等号を付けると、 東京都同情塔>迷彩色の男>アイスネルワイゼン>猿の戴冠式>Blue といった感じだろうか。 小説として…

第170回芥川賞候補作 小砂川チト「猿の戴冠式」を読んだ。感想。レビュー。

群像 2023年 12 月号 [雑誌] 講談社 Amazon 猿の戴冠式 作者:小砂川チト 講談社 Amazon わたしは群像で読んだ。 小砂川氏は第167回にもノミネートされている。家庭用安心坑夫はなかなか面白かった。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp ぶっちゃけ、前回の方が…

第170回芥川賞候補作 三木三奈「アイスネルワイゼン」を読んだ。感想。レビュー。

文學界 2023年10月号[雑誌] 文藝春秋 Amazon アイスネルワイゼン (文春e-book) 作者:三木 三奈 文藝春秋 Amazon わたしは文學界で読んだ。 三木氏は第163回にもノミネートされていて、その時の感想はこちら。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp さて、本作は文…

第170回芥川賞候補作 川野芽生「Blue(ブルー)」を読んだ。感想。レビュー。

Blue (集英社文芸単行本) 作者:川野芽生 集英社 Amazon わたしはすばる8月号で読んだ。この人の作品は初めてである。 2023年すばる8月号は特集として「トランスジェンダーの物語」が組まれている。8月号の約半分がこの特集である。その中の1つとして、…

ベビーカー母子が正義?電車内でのベビーカートラブルの舞台裏を暴露!#ベビーカー #トラブル

揺れると、肩がぶつかるくらいの、混み具合の電車に乗っていた。 わたしは立ってスマホをいじくっていたのであるが、すねに衝撃を感じた。見ると、ベビーカーが衝突している。込んでいる車内である。致し方ないと思っていると、二度三度ぶつかってくる。 過…

レジェンド&バタフライ を観てしまった……

レジェンド&バタフライ 木村拓哉 Amazon あけましておめでとうございます。 ことしもよろしくお願いします。 今年も去年と同じく、ぼちぼち更新していく予定。 わたしはAmazonの評価を気にしないようにしている。電化製品などはともかく、芸術作品はやはり…