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小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 

葉桜の日 を読んだ。感想。レビュー

 

葉桜の日(新潮文庫)

葉桜の日(新潮文庫)

 

 

鷺沢萠はブロ友の湊さんが贔屓にされている作家さんで一度読んでみたいと思っていた。

 

ふらっと入った本屋にぱっと目にとまったので購入。

 

女流作家、35歳でお亡くなりになっている。なので、若い女性が書いた軟派な作品かと思いきやさにあらず。かなり硬派な文学作品だった。ジャンル的にはガッツリ純文学である。

 

ネタバレ有り。

 

出生のわからないジョージが主人公。育ての親である志賀さんと暮らしている。ジョージは19歳になり、自分のルーツを探し始める。自分は一体誰なのだろうか?

 

結局、育ての親だと思っていた志賀さんが本当の母親であるのだが、志賀さんはなぜそれを隠して養子にするなどという面倒な手を使ったのか。

 

志賀さんは在日でそのあたりを隠したかったのか。よくわからない。

 

この作品の面白かったところは、結局出自が明らかになったところで、自分が何者かなどは分からなく、むしろ、余計に分からなくなる、というところ。

 

著者の曾祖母が韓国人だったらしく、在日ネタが使われているのか、wikiを見ると、「執筆のための取材の途上に曾祖母が韓国人であることを知る」とあるので、この作品を書いていて見つけたか。

 

文章も人物も上手いのだが、なにより、プロットの立て方が秀逸だと思った。話の筋は「育ての親が実の親」というありきたりなものなのであるが、それをグイグイと読ませる。

 

本書には「果実の舟を川に流して」が併録されているので、こっちも楽しみである。

バランタイン 21年 を飲んだ

 

 

たまに、バレンタインという人がいるが、バランタインである。

 

一年で最も様々な意味で複雑な心境になるバレンタインデイのスペルはValentineである。

 

バランタインも人の名前であるが、こちらはBallantineである。

 

そんなことはどうでもいい。

 

高かった。店で飲むと一杯3000円ちかくすることもある。わたしは格安で手に入れたが、それでも7000円強した。Amazonでは8000円超えである。

 

肝心の味はもちろん美味い。美味いのであるが、値段を加味するとそれほど感動的な旨味ではない。さらに、個性がない。個性がないのが個性と言えば、言えないことはないが、これといった面白さは感じなかった。それが良いとも言える。

 

バランスはピカイチである。こんなバランスのとれたのは飲んだことない。そして、香りがまた素晴らしい。飲まずに香りだけ楽しみたくなる。香りを楽しむ、というのは安いウイスキーでは出来ない技である。

 

とにかく、美味いウイスキーを飲みたい! という人には特にお勧めできる銘柄だ。おそらく、万人受けする味だと思う。というか、これこそウイスキーのイメージに最も合致するウイスキーではなかろうか。

 

もしこのウイスキーが3000円台だったら、常備酒にすること間違いなしだ。

 

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正規品なり。

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良いウイスキーは色が美しい。

ちなみに、安物のウイスキーはカラメルで染めてある。

添加アルコールにカラメルで色を付けてるウイスキーとは違うのだよ。

2020年10月22日 銀座松屋 男 市 行ってきたぜ!

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やっと男市も復活して、通常通り行われていた。

 

平日の真っ昼間行ったが、客が少なかった。いつもはもっとたくさんいる試着室もガラガラで、わたし以外誰も試着をしていなかった。。店員に

「やっぱりコロナで客少ないですか?」

と聞くと、

「いや、夕方になればたくさん来られますよ」

とのこと。

 

わたしは金も服を置くスペースもないし、下駄箱もいっぱいなので、なにも買わないつもりだったが、あるカーディガンに一目惚れしてしまった即決。やはり危険である。男市。

 

一通りスーツもジャケットも靴も持っているので、今回はカーディガン以外に食指が動くものはなかった。だが、良いものは結構売っていた。とくに、紺ブレなどは安くてそこそこ良いものがあったので、紺ブレが必要なひとにはお薦めである。

 

スーツの需要がダダ下がりなので、もっとカジュアルがあるかと思いきや、ほとんどなかった。というや、カジュアルジャケットなどは以前よりも少ないのではないか?

 

スーツが売れなくなった反面、カジュアルの需要が出て、催事場で売る必要がなくなったか。

 

そういえば、ユニクロの株価は上がりまくっている。

 

銀座は人通りが元に戻った感じだ。中国人は相変わらず少ないが。バスで押しかける中国人がいない分、銀座はちょっとエレガントな感じになった。

 

 

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

 

こんなカーディガン。白だがな。