文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

第168回 芥川賞 当てたのか、外したのか……

芥川賞・直木賞、ともにダブル受賞…芥川賞の井戸川さんと佐藤さんは初の候補 : 読売新聞オンライン わたしの予想はこちらをご覧いただきたい。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp わたしは予想で、ずばり、「荒地の家族」だと断言し、見事に的中させた。 だが…

第168回 芥川賞 大予想!!!

今回もどうにか全作品を読むことが出来た。 それぞれの感想は以下のページをご覧いただきたい。 それでは早速予想を発表したい。 ずばり、「荒地の家族」が受賞すると思う。 いつものように不等号を付けるとすれば、 荒地の家族>ジャクソンひとり>グレイス…

第168回 芥川賞 候補作 安堂ホセ(28)「ジャクソンひとり」(文芸冬号)を読んだ 感想 レビュー

ジャクソンひとり 作者:安堂ホセ 河出書房新社 Amazon どうにか候補作、全作品を読んだ。発表は19日だからギリギリである。受賞作予想は明日する。 本作品は日本に暮らす黒人ゲイの話。 文体が特徴で、三人称多視点なのだろうか、なかなか読みにくい。さらに…

第168回 芥川賞 候補作 佐藤厚志(40)「荒地の家族」(新潮12月号)を読んだ

新潮2022年12月号 新潮社 Amazon 今回は本当にTHE純文学が続く。 この小説も面白い。最初は、また3.11ものか、と食傷を感じたが、読んでいくと3.11は切っ掛けのひとつで、物語の本質には関わってこない。むしろ、3.11は特別な不幸ではなく、普遍的な不幸であ…

第168回 芥川賞 候補作 鈴木涼美(39)「グレイスレス」(文学界11月号)

文學界(2022年11月号) 文藝春秋 Amazon AV女優の化粧師が主人公の話。 今回の候補作の中では今のところ一番面白かった。 著者自身が元AV女優ということだけあってか、AVの撮影シーンだけはリアルで面白い。ただ、これが需要があるかと問われれば微妙である…

2023年の抱負

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 昔に比べると、このブログも更新の頻度が減りましたが、自分的には楽しく書いています。おそらく、今年もこんなペースで書く予定ですので、本年もよろしくお願いします。 さて、今年の抱負の…

第168回 芥川賞 候補作 グレゴリー・ケズナジャット(38)の「開墾地」(群像11月号) を読んだ

群像 2022年 11 月号 [雑誌] 講談社 Amazon なかなか評価が難しいし、評価が分かれる作品だと思う。 あらすじ。主人公は南部に住むアメリカ人の両親から生まれ、継父のイラン人にアメリカ南部で育てられて、日本に留学している。その主人公がお盆休みで故郷…

第168回 芥川賞 候補作 井戸川射子(35)「この世の喜びよ」(群像7月号)を読んだ

群像 2022年 07 月号 [雑誌] 講談社 Amazon 私小説でもない。この二人称はなんなのだろうか? 本作は二人称でかかれているが、一体だれが語っているのか。作者だろうか。 小説の内容は単純で、主人公はショッピングセンター(イオンみたいな。モールじゃない…

第168回 芥川賞 候補作

金曜発表された。 最近ガチで忙しいから、全部読めるか不安。 とりあえず、メモ。 グレゴリー・ケズナジャット(38)の「開墾地」(群像11月号) 安堂ホセ(28)「ジャクソンひとり」(文芸冬号) 井戸川射子(35)「この世の喜びよ」(群像7月号)…

買ってよかったもの 2022

お題にも乗り遅れてしまった。 今年買って良かったもの……、ガチで思い浮かばない。 そりゃ、細々したもので、いろいろ買って良かったものはある。 本なども、すごく気に入った本などがある。 しかし、このお題に適したような、これだ! という買ってよかった…

すずめの戸締まり を観た 感想 レビュー 批評

君の名はと天気の子のレビューはこちら。 君の名は。を観た - 文学・文具・文化 趣味に死す! 天気の子 つまらなすぎ 1900円も払って観た - 文学・文具・文化 趣味に死す! すずめの戸締まり UNIVERSAL MUSIC LLC Amazon 東宝ウエンズデイだったので1200円で…

すごいぞエボルタネオ! トラックボールマウスの電池、1年以上持つ

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp この通り、カタログでは273日もつことになっているので、本当なら、8月に切れるはずだった。それが何と、切れたのは昨日である。 つまり、2021年11月5日から、2022年11月15日まで持った。 なんと、376日である。カタログより…

リーバイス Levi's 501 LVC 55年モデル 履いて5年!

このジーパンを履いて、五年が経った。早いのか、遅いのか、よくわからない。もう五年も履いているのか、とも思うし、まだ五年しか履いていないのか、とも感じる。自らの感覚すらあやふやである。 おさらい。 15年ぶりにジーンズを買った。7,450円のつもりが…

囚われた国家 を観た

囚われた国家(字幕版) ジョン・グッドマン Amazon いろいろ日本を馬鹿にした映画はあるが、これほど日本を馬鹿にした映画があるだろうか。 アメリカは宇宙人と戦って負けて、宇宙人の支配を受け入れる。宇宙人は地球からいろいろ搾取する。宇宙人と手を結ぶ…

新少林寺 を観た

新少林寺 (字幕版) アンディ・ラウ Amazon 歴史ドラマ的な作品かと思いきや、思いっきりカンフーアクションだった。 ジャッキーチェンの無駄遣いのような気もしないではない。どうせなら、もっと活躍させればいいのに。でも、そうするとジャッキーの映画にな…

ジャンクヘッド JUNK HEAD を観た

JUNK HEAD(字幕版) 堀貴秀 Amazon ストップモーション、コマドリで作っている作品。コマドリ作品にはクボとかもあるが、ぶっちゃけ、こっちの方が面白い。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp ノリが日本人的なのだ。 しかし、この作品もシナリオを楽しむと言…

銀座 男市 久しぶりに行ってきた

あらゆるものが値上げラッシュの昨今、男市に値上げの印象はなかった。 何にも買う予定はなかったのだが、素晴らしい生地を見つけてついついスーツを作ってしまった。こういうことをするから貧乏なのだ。 男一の名物は丸縫いスーツであるが、デザインが10年…

閃光のハサウェイ を観た

閃光のハサウェイ 小野賢章 Amazon なんてダサいタイトルなのだと思ったら、本作は1989年に上梓された小説とのこと。その時代だったらナウいタイトルかも知れない。 映画の中身は全く古さを感じさせない。原作を読んでいないので分からないが、アイテムとな…

コードギアス 復活のルルーシュ を観た

コードギアス 復活のルルーシュ 福山潤 Amazon 今ならAmazonプライムで観られる。 復活を観るために、まず映画三部作を観ようと思って見始めた。 コードギアス 反逆のルルーシュI 興道 福山 潤 Amazon コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道 福山 潤 …

半袖のワイシャツ

半袖のドレスシャツは存在しない。半袖のシャツというのは暑いからという理由で袖を切り落とされた哀れなシャツである。 と落合さんは言っていた。 最近ノーネクタイが増えて、半袖のワイシャツが増えて、クールビズというだらしのない格好が増えたのは暑い…

野党は河野の嘘こそ追求すべきだ!

安倍さんの国葬うんぬん囂しいが、河野太郎のデマ動画を改めて見て、これこそ、断罪するに値するのではないかとつくづく思った。 今となっては噴飯物(笑い事ではすまないが)のデマ動画を削除しないで残していることは評価する。 www.youtube.com この動画…

竜とそばかすの姫 を観た

竜とそばかすの姫 中村佳穂 Amazon インターネット空間と現実の関わり、アバターと本人の関係など、現代的ではあるが、少々見飽きた設定。斬新なのは主人公たちの地域が四国の田舎ということだろうか。 細田作品は田舎が舞台であることが多いような気がする…

一路 を読んだ

ちょっとほったからかしたつもりが、ひと月も経っている。時の経つのは早い。恐ろしい。 一路(上) (中公文庫) 作者:浅田 次郎 中央公論新社 Amazon つまらなくはないのだが、浅田作品としたらちょっと、いや、かなりデテールが甘いというか、プロットが甘…

インポッシブル を観た

インポッシブル(吹替版) ユアン・マクレガー Amazon インポッシブル(日本語字幕版) ナオミ・ワッツ Amazon ミッションインポッシブルではない。インポッシブルである。 スマトラ沖の津波の映画。津波でばらばらになった家族が再会する感動の物語。 というよ…

第167回 芥川賞  ドンピシャで当ててやったぜ!

www.ehime-np.co.jp 正直今回は簡単だった。(当てたから言うのであるが) 他の作品がそれほど非道いというわけではなく、頭一つ二つ抜けていた。 しっかし、男の作品がないと、男と女の感性の違いがよくわかる。5作品読んで、なにかすべて同じものを感じた…

第167回 芥川賞、受賞作品予想!

今回も無事に全作品読めた。 作品の深みに関して、まるでレベルが違うものが揃った感じだ。しかし、表面上では分からない。 また、小説の深みなどというものは読者が勝手に付与するものであるから、巻き尺などで測ることは出来ない。 それでも、自分で言うの…

第167回 芥川賞候補作 山下紘加(ひろか)「あくてえ」(文芸夏季号)

文藝 2022年夏季号 河出書房新社 Amazon 読了して?が浮かびまくった。分かりにくい小説だという意味ではない。むしろその逆である。わかりやすすぎるのである。芥川賞候補の作品とは思えない。誰が読んでも、普通に「小説だな」と思える、典型的な小説である…

第167回 芥川賞候補作 小砂川(こさがわ)チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)

群像 2022年 06 月号 [雑誌] 講談社 Amazon この作品は文章が上手い。 意味不明な、精神がおかしい主人公、支離滅裂な話を文章の上手さ一本でカバーしている。 もし、掲載される媒体を伏せて、この作品の原稿を読んでジャンル分けせよ、と問われれば、「ホラ…

立憲民主党の参議院選挙のマニフェストが凄まじい件

一応全ページを載せておく。 わたしが注目したのは7.8枚目の「着実な安全保障」のページだ。 詳しくは現物を見て欲しいが、簡単に言うと、 防衛費上げません 敵地攻撃能力もちません 核共有しません じゃ、どうやって国民を守るのか? 国民の命を守る具体…

第167回 芥川賞候補作  高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)

群像 2022年 01 月号 [雑誌] 講談社 Amazon 二谷視点の三人称と、押尾の一人称で交互に物語は進む。デザイン系会社のある出来事が描かれている。この小説の中の世界は、この会社の中だけなので、わかりやすい作品である。 これでもかというほど、心理描写が…