連載当時、漫画で爆笑させていただいていた。
どう映像で表現するのか気になって観てしまったが、非常に原作のノリを上手く活かしていると思った。
映像にすることにより、当然であるが、音楽が再現出来る。ここも興味深かったが、想像よりも遥かによく仕上がっていたと思う。
わたしはもともとヘビメタが好きなので、イメージが出来るが、ヘビーメタルをそもそも知らない人が漫画を読んでも音までは想像出来ないだろう。
映画はヘビメタを知らない人でも、音で知ることが出来る。
だが、ちょっと格好良すぎないか? 普通の人はヘビメタを聴いて顔を顰めるという設定のはずだが、こんな格好いい音楽だったら、最初から好きになってしまうのではないだろうか。
また、デスボイスの部分は松山氏ではなく、冠徹弥氏が吹き替えている。これがまた良い味を出している。
漫画を知らない人が観て楽しいかどうかは正直分からないけれど、個人的にお薦めしたい作品。