アフター・ワクチン改訂版にエクストリーム・スポーツの描写を入れようと思って調べていたら出て来た映画。
主人公は元エクストリーム・スポーツでの有名人。しかし、友人が一緒にチャレンジしたエクストリーム・スポーツで死んでしまい自責の念に駆られ引退。
そして、なぜかFBI捜査官を目指す。←ここ、意味不明。
FBI訓練中にエクストリーム系犯罪者が現れる。主人公はエクストリーム・スポーツの経験を活かし、犯罪者の行動を予測。そして、犯罪組織に潜入して…… というお話。
ネタバレ注意
エクストリーム系犯罪者集団は金のために犯罪をしない。むしろ、自然環境を破壊している企業などを狙い撃ちにして懲らしめる。そして、究極の目標は地球環境の保全だという。
地球と一体となるために、エクストリーム・スポーツを行う。オザキの八つの試練というエクストリーム課題のクリアーを目指している。
犯罪者集団は地球環境保全のためにオザキ8をやるが、尾崎自身は悟りを開くためにオザキ8を設定した。
深読みすると、自然環境や禅の思想、修験道の捨身行などの考えが盛り込まれていて、なんとなく、現在の物質社会に一石を投じるような感じもしないでもない。
しかし、本作の見所は映像である。スタントである。CGを使っていないという。エクストリームスポーツを撮るために設定をこじつけた、ような気もしないではない。