文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

インポッシブル を観た

インポッシブル(吹替版) ユアン・マクレガー Amazon インポッシブル(日本語字幕版) ナオミ・ワッツ Amazon ミッションインポッシブルではない。インポッシブルである。 スマトラ沖の津波の映画。津波でばらばらになった家族が再会する感動の物語。 というよ…

第167回 芥川賞  ドンピシャで当ててやったぜ!

www.ehime-np.co.jp 正直今回は簡単だった。(当てたから言うのであるが) 他の作品がそれほど非道いというわけではなく、頭一つ二つ抜けていた。 しっかし、男の作品がないと、男と女の感性の違いがよくわかる。5作品読んで、なにかすべて同じものを感じた…

第167回 芥川賞、受賞作品予想!

今回も無事に全作品読めた。 作品の深みに関して、まるでレベルが違うものが揃った感じだ。しかし、表面上では分からない。 また、小説の深みなどというものは読者が勝手に付与するものであるから、巻き尺などで測ることは出来ない。 それでも、自分で言うの…

第167回 芥川賞候補作 山下紘加(ひろか)「あくてえ」(文芸夏季号)

文藝 2022年夏季号 河出書房新社 Amazon 読了して?が浮かびまくった。分かりにくい小説だという意味ではない。むしろその逆である。わかりやすすぎるのである。芥川賞候補の作品とは思えない。誰が読んでも、普通に「小説だな」と思える、典型的な小説である…

第167回 芥川賞候補作 小砂川(こさがわ)チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)

群像 2022年 06 月号 [雑誌] 講談社 Amazon この作品は文章が上手い。 意味不明な、精神がおかしい主人公、支離滅裂な話を文章の上手さ一本でカバーしている。 もし、掲載される媒体を伏せて、この作品の原稿を読んでジャンル分けせよ、と問われれば、「ホラ…

立憲民主党の参議院選挙のマニフェストが凄まじい件

一応全ページを載せておく。 わたしが注目したのは7.8枚目の「着実な安全保障」のページだ。 詳しくは現物を見て欲しいが、簡単に言うと、 防衛費上げません 敵地攻撃能力もちません 核共有しません じゃ、どうやって国民を守るのか? 国民の命を守る具体…

第167回 芥川賞候補作  高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)

群像 2022年 01 月号 [雑誌] 講談社 Amazon 二谷視点の三人称と、押尾の一人称で交互に物語は進む。デザイン系会社のある出来事が描かれている。この小説の中の世界は、この会社の中だけなので、わかりやすい作品である。 これでもかというほど、心理描写が…

第167回 芥川賞候補作 鈴木涼美「ギフテッド」 を読んだ

文學界(2022年6月号) (創作 鈴木涼美 対談 千葉雅也×マキタスポーツ) 文藝春秋 Amazon 30歳手前の繁華街で働く女性の話。その母親というのが詩人を目指していて、しかし売れずに理想と現実のギャップに苦しむ。母親の世代には夢があったが、娘の時代には夢も…

第167回 芥川賞候補作 N/A 年森 瑛

文學界(2022年5月号) (文學界新人賞発表) 文藝春秋 Amazon N/Aとはnot applicable、該当なしの略語らしいが、その意味で合っているのだろうか? わたしは読了して検索するまで自然吸気エンジンだと思っていた。なぜなら、それ以外思い当たらなかったし、主人…

文藝以外、候補作入手

芥川賞候補作。 さてさて、あとは読むだけだ。

第167回 芥川賞 候補作

小砂川(こさがわ)チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号) 鈴木涼美「ギフテッド」(文学界6月号) 高瀬隼子(じゅんこ)「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号) 年森瑛(あきら)「N/A」(文学界5月号) 山下紘加(ひろか)「あくてえ…

パラサイト 半地下の家族 を観た

パラサイト 半地下の家族(字幕版) ソン・ガンホ Amazon カラー版と白黒版があり、わたしはカラー版を観た。 ネタバレあり!! 大人気作品なので、わたしが屋上家屋なだけなのであるが、ひさびさにハラハラする映画を見せられた。 そもそも、この家族、大胆す…

ザ・ファブル を観た

ザ・ファブル 岡田准一 Amazon 分かりやすくて面白い。誰にでもお勧め出来る映画。 最近岡田作品ばかり見ている気がするが、この作品はまさにはまり役だ。 痛快アクション、抱腹コメディ、ただ、血がめっちゃ流れるので、血が嫌いなひとはやめておいた方がい…

不道徳教育講座 を観た

不道徳教育講座 大坂志郎 Amazon 三島の不道徳教育講座は面白い。それを映画化するというのだから、一体どんなものだろうと興味を持った。 しかし、三島の作品とこれは全然違う。三島の作品にヒントを得て作ったくらいのものだ。 映画は一本、シナリオが通っ…

バクラウ を観た

バクラウ 地図から消された村(字幕版) ソニア・ブラガ Amazon 宮台真司がべた褒めしていた映画。 なるほど、たしかに地域の繋がりはある。法でなく、掟でいきるというのも分かる。 面白いかつまらないか、と問われれば面白い。が、なにかが引っかかるのであ…

眼球達磨式 を読んだ

眼球達磨式 作者:澤大知 河出書房新社 Amazon 文藝賞受賞作品。私は文藝の方で読んだ。 これは視点が新しい、という。というのも、小型ラジコンの魚眼レンズ越しに見る世界を描く。視点が、人間ではなく機械なのだ。 その機械が置物の猿などと友達となり……。…

行き止まりの世界に生まれて を観た

行き止まりの世界に生まれて(字幕版) キアー・ジョンソン Amazon アメリカの低所得、低学歴の青年たちのドキュメンタリー映画。 撮影している監督自身も、継父から暴力を振るわれて大変だったらしい。 日本とは文化的に大分違うので、日本人はそれほど共感…

教育 遠野遥 を読んだ

教育 作者:遠野遥 河出書房新社 Amazon 芥川賞受賞後第一作、というので、最近の芥川賞作家を思い浮かべるも、誰だか分からず。ググると、ちょっと前の人だった。 わたしは受賞作、破局も読んでいる。 yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp 今回の作品の主人公も…

蜩ノ記 を観た

蜩ノ記 岡田准一 Amazon yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp ↑前に小説を読んでレビューしている。 前回の散り椿に引き続き、葉室作品の映画化。 やはり、小説と映画では印象がかなり変わっていた。小説の方はもっとミステリー的な話だった気がしたが、映画は「…

散り椿 を観た

散り椿 岡田准一 Amazon 葉室麟の原作だという。 原作だと、人情話とか、恋愛とかいろいろ絡んで、文学なのだろうが、映画はちょっと文学になりきれていない。かといって、エンターテイメントにもなりきれていない。 じゃあつまらないか、といえばそんなこと…

侵略戦争を悪と決めつける大学なんて必要ない

河瀬直美監督の東大入学式での祝辞、国際政治学者から批判相次ぐ。「侵略戦争を悪と言えない大学なんて必要ない」(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース このニュースは常々わたしが問題に感じていることの分かりやすい例である。 侵略戦争を侵略戦争と断定…

王の運命-歴史を変えた八日間- を観た

王の運命-歴史を変えた八日間-(字幕版) ソン・ガンホ Amazon 意外に面白かった。 父親と息子の確執というか、感情のもつれが良く現れている。 フィクションではなく、実在の人物らしい。 さらには続編がある。 続編も見てみたい。 ただ、ちょっと息子がア…

ルーブルは紙くず同然!? 世の中は平和。

ルーブルは紙くず同然。 ロシア軍敗北。 ロシア崩壊。 んな噂を聞いたので為替を見てみたら、 紙くずどころか元に戻ってるやん。 むしろ、円のほうが危機的状況ではないか??? ロシア関係のプロパガンダは全くワクチンプロパガンダと同じ。 あの大統領には…

時間離脱者 を観た

時間離脱者(字幕版) イ・ジヌク Amazon タイトルは時間離脱者であるが、このタイムリープ作品では、人間そのものは時間を移動しないのである。ただ、夢という形で、過去の人間の行状を知ることができるという設定。 だから、時間離脱者というタイトルはち…

アーカイヴ を観た。

アーカイヴ(吹替版) テオ・ジェームズ Amazon ネタバレあり事故で死んだ妻の意識をロボットに移そうとする男の話。どこか辻褄が合わないのだが、実際は死んだのは男の方で、男こそがアーカイブの中で存在している。舞台が山梨でミョウチクリンな日本語が散見…

星に帰れよ を読んだ

文藝 2020年冬季号 河出書房新社 Amazon 女子高生の物語。どうしてこうもリアルに恥ずかしげもなく女子高生や高校を表現出来るのだろうかと感心した。作者は本当の女子高生だった。 高校生活が懐かしくなってしまう作品。ちょっと寝る前に数ページ読もうと思…

わたしを離さないで を読んだ

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者:カズオ・イシグロ,土屋 政雄 早川書房 Amazon 言わずと知れたノーベル文学賞作家の代表作である。 ネタバレあり 内容はありふれた臓器提供用クローン人間の話なのだが、描写が半端ない。とことん、描写を読者にぶ…

オレの諭吉はロシア人を殺しているか

ロシア・プーチンのウクライナへの出兵は以下のような理屈であると聞いた。 もともと、ウクライナ東部にはロシア語を話し、ロシア正教を信じるロシア人が住んでいた。 それが1917年のロシア革命のどさくさで、ウクライナ人民共和国が成立して、ロシア人が住…

大東亜戦争と同時多発テロとロシアの特殊軍事作戦は同列か

news.yahoo.co.jp わたしは前回の投稿で ロシアを擁護するつもりはないが八十年前の日本の戦争を思い出してしまう。 - 文学・文具・文化 趣味に死す! 西側の連中は大東亜戦争時の日本と同様に、今回のロシアを見ている、と書いた。 ゼレンスキーの連邦議会…

ロシアを擁護するつもりはないが八十年前の日本の戦争を思い出してしまう。

ロシアを擁護するつもりはないが八十年前の日本の戦争を思い出してしまう。 わたしは大東亜戦争は日本の自衛戦争であり、アジアの植民地解放のための妥当な行動であると考えている。現在、世論はロシアけしからん、ぶっ潰せ、ウクライナ可哀想、がんばれ戦え…