あけましておめでとうございます。
ことしもよろしくお願いします。
今年も去年と同じく、ぼちぼち更新していく予定。
わたしはAmazonの評価を気にしないようにしている。電化製品などはともかく、芸術作品はやはり自らの目で確認したい。よって、低評価のものも果敢に観たり読んだりしている。
この作品は豪華キャストの割には評価が低かった。
どうせ歴史も知らぬミーハーが低評価を付けているのだろう、と思いきや、逆だった。
なんかもう歴史無視というか、意味不明だった。
俳優は頑張っていた。無茶な脚本に押しつぶされないように。
以下ネタバレ
物語は1548年の信長と濃姫の結婚から始まる。
ちなみに、信長の生年は1534年。濃姫は1535年である。
だから、学年で言うと信長は中三。濃姫は中二である。
脚本はしっかり、14歳の少年の感じを書いているが、演じるのが50歳のキムタクである。本来ならイヌチヨとか取り巻きも子供のはずなのだが、みんなおじさん。しかし、台詞も行動も中学生のために書かれているので、イタいおじさんにしか見えないのだ。
1568年、信長34歳。京の都で信長と濃姫がお忍びでデートするのであるが、貧民窟に迷い込んだ挙げ句、綾瀬はるかと一緒に貧民を虐殺した挙げ句、興奮冷めやらずセックスするという、観ていてどん引き。
その前に、秀吉が出てくるのであるが、なぜかおじさんである。
ちなみに、秀吉の生年は1537年である。この時点ではまだ31歳である。
次に出て来た光秀であるが、なぜか若者である。
光秀の生年は1528年である。信長よりも6つ上である。
訳の分からない作品であった。Amazonの評価は2.9。Amazonレビュー、侮りが足しである。
今し方、能登で地震があったようで、こっちも結構揺れた。ゆるいが長い、奇妙な揺れであった。大津波警報も出ている。能登の人たちの無事を祈る。