文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

パイロット・カクノにセーラー・青墨を入れてみた

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パッケージが古いのは気にしないで欲しい。

 

いま、とあるノートにとあることを書いているのであるが、そのノートが裏抜けしまくって、頭にきたので青墨を出してきた次第である。

 

青墨は色も気に入っているし、裏抜けしないし、水にも強いという、最高のインクである。

が、やはり顔料系は怖い。高い万年筆やビンテージとかには使う気がしない。

超微粒子ナノインクとはいうが、怖いものは怖いのである。

そこで、そういうときに重宝するのがカクノ。久しぶりに稼働させた。

カクノは安いがいい万年筆で、本当に初めて手にするならカクノがお勧めである。

ハズレな万年筆に当たって、万年筆ライフを台無しにしないためにも、カクノがいい。あと、Mがいいと思う。Fも持っているが、Fではせっかくの万年筆の醍醐味を味わえないのではないだろうか。醍醐味とは、インクの濃淡とかのことだ。

 

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本当にいい色をしている。ロイヤルブルーより若干灰がかった落ち着いた青である。

紙は満寿屋の原稿用紙。

 

青墨を入れたらだれでもやりたくなる実験。5時間くらい置いて水をかけた。

 

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恐ろしや、青墨、無傷なり。

こういうのを見ると、また高い万年筆には入れたくなくなってくるのだがw

青墨専用の金ペンを買いたくなった今日この頃。

 

これを書くに当たっていろいろ調べていたら蒼墨なる新製品が出ていた。

 

 

使いやすい色であるが、まぁ、ブルーブラックで面白みはない。

「蒼」は倉庫に収められた刈り取られた草の色である。つまり、生気を失った草の色だ。顔面蒼白、鬱蒼とした森、古色蒼然、蒼古たる仏像。

くわしくはこちら。

蒼は何色か 蒼穹は快晴ではない??? - Yoshinori Hoshi Official blog