文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

美しい顔 北条裕子 感想 レビュー

もういい加減「平成最後の○○」も飽きてきたところで、平成最後の投稿。 「美しい顔」を読んだ。 前回の芥川賞にノミネートされて、剽窃騒ぎが起きてあえなく落選した作品だ。だが、わたしはこの作品、圧倒的な作品だと思った。 あんな剽窃騒ぎさえ起きなけれ…

私の生活習慣 私の「健康」

ヨーグルトは食べない。 嫌いではない。しかし、ヨーグルトを食べるという習慣はない。なんか、お腹を壊しそうで怖い。 わたしは中学から健康に気をつけていて、おそらく、同年代の人間よりも健康に気をつけているはずである。 とくに、食生活は注意している…

次回の「銀座の男」市は2019年5月16日木曜日から27日月曜までだ!

タイトルの通りである。しかし、裏表で同じ写真を使うとは少々手抜きではあるまいか。 わたしはいま欲しい服がなくて困っている。故に服屋に行く楽しみもない。夏服が1着あったらいいな、とは思うが、それほど欲しいわけではないのだ。そもそも、もうクロー…

ジョナサン・ハイトの「社会はなぜ左と右にわかれるのか」を読んでる。

ながい。索引まで入れると613ページある。 社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学 作者: ジョナサン・ハイト,高橋洋 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2014/04/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (27件) を見る まだ6…

撮影ボックス 40cm 2019年最新版 70灯 を買った。

【光量調節10段階】 撮影ボックス 40cm 2019年最新版 70灯 1600ルーメン 撮影 キット LEDライト付き 調光 折りたたみ USB電源 背景スクリーン4色付(白・黒・赤・緑) 収納袋付 【e-kit】 (明るさ調整コントローラー付き) 出版社/メーカー: e-kit メディア: …

What do they know of England, who only England know?

今日のタイトルは格好良く英語だ。 What do they know of England, who only England know? イギリスのことしか知らない人間が、イギリスのなにを知っているというのだ。 英国のノーベル賞受賞作家ラドヤード・キップリングの詩である。 ジムロジャースの本に…

ろくな時代じゃなかったが、幸せな時代だったのではないか

今週のお題「平成を振り返る」 あるラジオのコメンテーターが平成という時代を失われた30年を踏まえ、コミュニケーションの希薄化、コスパに走るクズども、信念や正義よりもポジションを大事にする奴が増えた、故に「平成は最悪なクソの時代」というようなこ…

アクセルが戻らなくなったり、バスが勝手に動いたり

まだ5月にもなっていないのに暑くなってきた。昨日は部屋でクーラーを入れ、今日は車を運転していてクーラーを入れた。 最近の温暖化は、電気屋の陰謀ではないかと思うほど暑い。 この調子で暑くなってきたら、今年の夏辺り、どうなってしまうのだろうか。今…

ビッグ・フィッシュ big fish 感想 レビュー

ビッグ・フィッシュ (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 主人公の父親はホラ話ばかりする。主人公はそれが嫌で父親と話すのをやめるという心の狭い人間だ。 しかし、父危篤、の知らせを受けて家に帰る。そこで、…

夢に現実が反映される

諸賢はよく夢を見るだろうか。 夢の内容の夢判断や、夢占い、というものがあるが、わたしはあれはどうも信じない。 というのも、現実で取り組んでいることが夢に現れることが多いからだ。 その昔、歴史物の小説を書いていて、毎日歴史書と格闘を続けて、昼間…

ジオシティーズについでパブーも閉鎖。

諸賢は4月に入ってから困っていないだろうか。 わたしは困っている。 ジオシティーズが閉鎖となりお気に入りのサイトのいくつかが消滅してしまったからである。その中には資料的に使っていたものもあり閉口している。 ジオシティーズ閉鎖の傷が癒えぬ間に、…

中国語の千葉が千叶だった件

中国語学習者の間では有名な話らしいが、わたしはこれを見て初めて知った。 やはり、中国でも問題が起きているようで、中国で「葉」さんは多い。それが「叶」さんになってしまう。日本の叶姉妹は中国人のあたまでは葉姉妹と認識されるとのこと。 簡体字も日…

かな書 紀貫之 仮名序

名文中の名文である。 ↓これを参照した。 一週間で読めるくずし字 古今集・新古今集 作者: 兼築信行 出版社/メーカー: 淡交社 発売日: 2006/02/02 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (1件) を見る やまとうたは、人の心を種と…

獺祭はやっぱり美味すぎ

獺祭を売っている非常に困った店がある。わたしはその前を通るたびに買ってしまうのだから。だが、どうにか理性を保ち、四合瓶を買うようにしている。先日は、一升瓶の値段を聞いてしまうと言う不覚をとった。 やはり、獺祭はその他の日本酒とは比べものにな…

鳥良商店

べつにブログに書くほどのことではないのだが、 じゃ、書くなよ、ってっ感じなのであるが、ひと言。 焼き鳥食いてぇなぁ、と友人とほっつき歩いていて、お、ここ入ろう、って入った鳥良商店に焼き鳥がなかった件。 メニューを開くと美味そうな鳥料理が並んで…

大沢在昌氏の学問のススメ

www.youtube.com 新宿鮫は読んだことがなくとも名前はみんな知っているだろう。わたしも大昔にテレビで見た気がする。 氏はラジオで面白いことを言っていた。 デビューして10年間、全く売れなかったらしい。しかし、直木賞を取ったら売れ始めた。 過去に上梓…

大門の礎苔にうずもれて七堂伽藍ただ秋の風

わたしはこの歌を最初に見たとき、七堂伽藍が目に浮かんだ。その朱塗りの大門の礎に苔が生している。そんな光景である。 しかし、毛越寺が再建されたのは1989年。佐々木がこの歌を詠んだ当時、毛越寺は焼失して存在していなかった。故に、「ただ秋の風」なの…

令和をボールペンで上手に書いてみる 楷書 行書

どうだろう。5ミリ方眼なので、1センチ枠の中に書いてみた。田中鳴舟先生の硬筆新辞典を参照しているが、硬筆新辞典の令は中が「マ」だった。でも、みんな「令」が書きたいと思うし、わたしも「令」と書きたいのでいろいろな書を参照して書いてみた。 使用…

イジメの構造「桜散る前に桜田散れり」

と言ったのは友人である。 いったい、桜田大臣とはなんだっのだろうか。 特に職務上のミスや汚職をしたわけではなく、言い間違いや不勉強さなどが執拗にメディアで強調された感じがする。 それを、世間がおもしろおかしく楽しむものだから、メディアも一層力…

人はなぜ物語を求めるのか

人間は物語が好きである。ストーリーとヒストリーは同じ語源であるらしい。物語が好きだから歴史が好きなのか、歴史が好きだから物語が好きなのか。 感情移入して別の世界を疑似体験できるから物語が好きなのだろうか。だとすれば、なぜ、別の世界を体験する…

アメリカン・スナイパーの時計

拡大。 調べればすぐに分かるのであるが、この時計はGショック、DW-6600C-1Vというモデルである。海外モデルで、楽天では売っていたがAmazonでは売っていない。 似たようなモデルはこんなところか。 カシオ Gショック CASIO 腕時計 MI2モデル DW6900-1 [逆輸…

虎斑霧島を飲んだ

今週のお題「お気に入りの飲み物」 最近、霧島、迷走していないだろうか。おそらく、ちょっとした焼酎ブームで売れているので新商品開発に回す金があるのであろう。 ただ、このラベルは頂けない。栄養ドリンクではないのだから。 名前もど派手である。 と説…

日本衰退の原因 低賃金問題 戦後神話

近年、若者の車離れとか酒離れ、新聞離れ、などといわれているが、その原因は低賃金低所得だという。 デービッド・アトキンソン氏の分析が面白い。 VIDEO NEWS » 日本人が知らない日本の「スゴさ」と「ダメさ」 1人当たりGDPランキングの推移(1990年・2000年…

ロイヤルカナディアン スモールバッチ

今週のお題「お気に入りの飲み物」 お気に入りのウィスキーを飲み干してしまったので、新しいのを買って来た。久しぶりにカナディアンにしてみた。 ロイヤルカナディアン スモールバッチ 40度 750ml [並行輸入品] 出版社/メーカー: ロイヤルカナディアン メ…

一本の木に濃い花と淡い花が咲いていた。

今週のお題「桜」 ただそれだけである。お題が桜だったので。 iPhoneのポートレートモードで撮った。ポートレートモードはポートレートだけじゃなくて色々使える。 お花見とか行きたい。ここ数年、お花見という物をしていない。お花見という名目の飲み会など…

この世界の片隅に 感想 レビュー

この世界の片隅に 発売日: 2017/05/10 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (7件) を見る 第二次大戦末期の日本を描いた、しかも、呉という軍港の街を描いた話。 戦争という悲惨な現実の中にも、日々美しく日常を生きる。そんな少女の話である。 た…

退位について思うこと 平成天皇と令和天皇 権威と権力

社会は権威と権力によって成り立っている。権力とは三権と言われる国家権力で有り、日本での権威は天皇である。 わたしは日本の統治の妙は権力と権威を分けたところであると考えている。 古代はともかく、それ以降は権力と権威は分離した。権力は摂政だった…

梟の城 司馬遼太郎 感想 レビュー

梟の城 (新潮文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1965/05/04 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (57件) を見る 司馬さんの初期作品。まだ本格的な歴史小説を書く前かも知れない。 この作品は昭和34年の作…

そんなティッシュありか?? 眼鏡が拭けないティッシュ。

花粉症で鼻をかみまくるので、柔らかティッシュを買った。で、わたしは眼鏡族なので、一日一回は眼鏡を洗う。で、ティッシュで拭くのであるが、なぜか曇りが取れない。 なんど洗っても曇りが取れないので、もしやと思ったらやはりティッシュのせいであった。…

令和について思うこと

中国の古典からはとらないだろうな、と思っていたが、やっぱりとらなかった。今の日本は有史以来もっとも中国と韓国と仲が悪いのではなかろうか。昔から、朝鮮や中国とのいざこざは絶えないが、昔はそれなりのリスペクトがあった。今は皆無である。 就中、朝…