ぼんじりが激安だった。100g=35円。買ってしまった。
ぼんじりに豚テールほどの不安は覚えなかった。なぜなら、ぼんじりは焼き鳥で年中喰っているからである。美味いことを知っているあらである。
ただ、買ったぼんじりはデカかった。血管も生えていた。骨もついていた。これで良いのかどうか分からないが、とりあえず焼いた。
デカいから結構時間がかかった。
美味そうではないか。未知の食べ物には、まずは塩胡椒と決めている。塩胡椒で喰ったが、べらぼうに美味い。ただ、骨があって食べにくい。この骨は除去して食べるらしい。そうすると、焼き鳥で出てくる大きさのぼんじりになる。
中に黄色い怪しい物体が入っていた。調べると油壺というものらしい。除去しても構わないが、そのまま喰ってもコクがあるとのこと。見た目は悪いが、味はあまりしなかった。面倒なので除去しなかった。
甘辛く、ネギと炒めてぼんじり丼にして喰ったら最高なり。
安くて美味い! 骨を取るちょっとした手間がいる。
ぼんじり、お薦めなり。