カボチャの仲間らしい。
だが、味はズッキーニだ。
コリンキーなど滅多に売っていない。というのも、2002年に株式会社サカタのタネが開発した新種である。
生でも食べられるカボチャとして売り出していた。
生で食ってみたが味がしない。
味はカボチャではない。
開発されて18年経つが全く人口に膾炙していないのは、「生で食べられるカボチャ」という売り出しのくせに、味がカボチャではないからだろう。そもそも、カボチャを生で食べたいと思っている人がどのくらいいるのだろうか。
コリンキーの名前の由来は、コリコリしているから、らしい。ポリンキーをもじったのだろうが。
この綿は取ってもいいが、種ごと食べることも出来る。むしろ、わたしはこの綿の方が美味く感じたくらいである。もちろん、皮も食べられる。カボチャのように堅くない。
味噌汁と浅漬けなどがお薦めらしい。味噌汁にしてみた。美味くもなければ不味くもなかった。煮すぎるとグズグズになって不味い。
結局、大量消費は焼いて食うしかない。これが一番美味い。バーベキューソースでもいいし、焼き肉のタレでもいいし、塩胡椒でもいい。何度も言うが、味はズッキーニである。
この謎野菜。200円弱だった。値段は安い。安いが、わざわざ好きこのんで買う人はいないと思われ。