ガラスペンは日本に於いて発明され、その昔は普通に使われていたらしい。
わたしのガラスペンは御フランス製なので逆輸入と言うことになる。そもそも、浸けペン自体が西欧のものなので、その浸けペンを日本人がアレンジして、また西欧で作っているわけであり、……難しい話は止めよう。
書き味は近年のボールペンや調整された万年筆には及ぶべくもない。あえて極端な表現をすれば、ガラスの破片のとがったところにインクを付けてガリガリ書いている心地だ。
利点もある。写真をご覧頂ければおわかりのように、顔料を使うことが出来る。墨も使うことが出来る。顔料は滲まないので重宝する。万年筆のようにインクが詰まる心配もない。手入れも極めて楽である。
しかし、インクの蓋を開けて、そこに突っ込んで、それから書く、というのは手間であるので、このペンが再び一般化することはないだろう。
だが、趣味的な筆記具としての需要はあると思われる。手紙などをしたためる機会がある方などは一度使ってみるのも悪くない。法外に高いものから、リーズナブルなものまで、Amazon等で調べればすぐに見つかる。
使ってみて気にいれば、法外な値段のものを買えばいいのである。
もっとも強調すべき利点を申し上げるのを忘れていた。
それは、美しさである。ガラスの織りなす光の屈折、この美しさは構造的にガラスペン以外では作り得ない。輝く、透明な美を求めるならば、ガラスペン一択である。
1回付けるとハガキ一枚分くらい書けると言うが、わたしのはそれほど書けない。
染料のインクの漬けはじめは滲んでしまう。
墨汁はじつはかなり使える。
ご覧の通り、ガラスペン+墨汁はほとんど滲まない。

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