天皇家は歴史的に内紛が絶えない。おそらく、今の上皇の御代が奇跡的に穏やかだったとも言える。
それはさておき。
このニュースのコメントを読んでいたら、賛否両論だった。
国民の安寧を願う重要な儀式なので出費は必要。
儀式の重要さはわかるがもう少し安価にすべし。
などなど。
その中に興味深い投稿があった。正確な文言は忘れたが趣旨は以下のようなものだ。
「天皇家が国民から絶大な支持を得ているならば、クラウドファインディングを行い、その集めた金で大嘗祭を行えばよい」
尖閣の寄付金で14億円集まるのだから、かるく27億円以上集まりそうだ。
非常に合理的だと思うが、恐ろしい反面もある。
前にもこのブログで書いたかも知れないが、思想信条の自由で最も重要なことは、自分の思想信条を表明しなくていい自由である。
「おまえ、いくら寄付した?」
みたいな会話が行われるに違いない。
企業はこぞってその赤心を表明すべく?億単位の寄付をするだろう。
寄付しない人間や企業は非国民のレッテルを貼られる。
そうならないためにも、惜しみなく税金を使ってくれていいと思う。出来れば、国民に還元されるような形で。
大嘗祭関係の本がやたらに出ていた。