ラム肉とスパイシーなワインを合わせたかった。最初はカベルネ・ソーヴィニヨンを買おうと思ったが、2010年のテンプラニーリョが安かったのでそれにした。
チーズとバケットもそろえた。
じゃじゃーん。ラム肉。ローズマリーと塩胡椒。あとから気づいたのであるが、ローズマリーはみじん切りにした方がいい。
ラムは高い。高級食材である。100g400円位する。もちろん、賞味期限切れかけを安く買った。
ラムは生後1年未満。マトンは2年以上。1年以上2年未満はポケットというらしい。
コツは焼きすぎないことだ。焼くだけの料理だが、焼きすぎないように注意。
完成! 付け合わせは香り付けしたニンニクと庭になってた小さなピーマン。
このくらいの赤身を残すのが良いらしい。まぁ、がっつり焼いても美味いが。
滅茶苦茶美味かった。ワインともよく合った。チーズもデリシャス。
なんでこんな豪勢なものを作ったかというと、同居人と○歳児どもが出かけていて1人だったからである。しかし、1人で飯を食ってもなんにも面白くない。美味く出来たラムを自慢しようにも誰もいない。ワインとチーズとラム肉とバケットの多夫多妻なマリアージュを虚空に向かって語るしかない。
食事は大勢でするに限る。
近代社会は労働や消費ばかりを煽り、女性活躍とか一億総活躍とかGDPのことしか頭にない。GDPに寄与しない家庭の楽しみなどは破壊の対象である。なんでもかんでも市場化して、金が全ての世の中を作っている。国民が不幸せになるはずである。
昨日もちょっと書いたが、しろばんばの影響が出ている気がする。