(100日連続更新10日目)
あるイベントを行うとして、楽観主義者は100人は集まると予測する。悲観主義者は50人集まると予測する。
実際に75人集まった場合、楽観主義者は少ししか集まらなかったと悲しみ、悲観主義者は予想より多く集まったと喜ぶ。(真の楽観主義者は予想より少なくても悲しむことはない。また真の悲観主義者は予想より多くても喜ぶことはない)
普通の人はそれほど楽観主義でもなく悲観主義でもないだろう。そういう普通の人が予想をするときは多くした方がいいのか、それとも少なくした方がいいのか。
世の中では真の楽観主義者でもないくせに予想を高く見積もって勝手に落ち込んでいる人がいる。これは手に負えない。さらに、高く見積もった予想を周りにも課し、ノルマを達成できず当たり散らすに至っては、完全な自爆テロである。空元気は危険である。所詮空元気は「空」の元気でしかない。
やはり予想はなるべく客観的、論理的に行い正確を期すべきではなかろうか。結論、真の楽観主義者でもない限り、予想を多めに見積もるのはやめた方がいい。