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小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

ワクチンを子どもに打たなければならない、というデマ

ごく普通の高齢者と話していた。それほど親しくはないのだが、昔から親交があって、会えばフレンドリーに話す。

 

その方はワクチンを打ってきたという。べつに、わたしはワクチンを打ってきた人間を前にしてワクチンを否定したりはしない。

 

「ほう。それは効くといいですね」

 

などと話を合わせていると、

 

「でも、われわれ高齢者がワクチンを打つと、コロナウイルスは自己増殖するために、ワクチンを打っていない子ども達を標的にする。だから、早く子ども達もワクチンを打たなければならない」

 

と言われる。

 

高齢者がワクチンを打つ。繁殖できないウイルスは、繁殖するべく、ワクチンを打っていない子どもを狙う。ゆえに、子どもにもワクチンを打たなければならない。

 

まるで、風邪は人にうつすと治る、的な論理である。いつからウイルスはそんな挙動をするようになったのだろうか。

 

高齢者がワクチンを打とうが打つまいが、子どもには感染する。ワクチンはまるで関係がない。ワクチンを打った高齢者がうろついて子どもの感染者が増えるというならまだわかるが。

 

その人は普通に賢い人だ。だから、上記のトンデモデマは多くの高齢者が信じている可能性がある。

 

河野大臣もデマを潰すというなら、こういうデマこそ潰して欲しい。

 

 

 

 

ワクチン不要論

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