書道博物館にいったついでに日展でも行こうかと思ったが遠いのでやめた。
東京都美術館で日本書道学院展をやっているというので、そちらにした。
しかも入場無料だ。
昔、ペンの光をやっていたので学院には親しみがある。
2×8尺だろうか、巨大な作品がこれでもかと展示されていた。
あんなデカい作品、ホテルでもなければ飾れない。
いったいこの展覧会が終わったら、この作品達はどうなってしまうのだろうか?
作品の末路が心配になった。
どの作品も上手い。上手すぎるのである。眺めていると首は疲れてくるし食傷気味になる。
それにしても空いていた。出品者すら来ていないのではなかろうか? それとも、出品者は一堂に会する日が決まっているのだろうか。
軒並み書道展が中止になるなか、学院の展覧会が開催されたことを嬉しく思う。
調和対の作品でコロナに対する所感が書かれているものが幾つかあって面白かった。
小説には同時代性が大切である、というのはわたしがここで常々申し上げていることである。小説だけではなく、書にも同時代性は大切かもしれない。
墨場必携から適当に選んで上手に書いても、それは上手に書けている以上の感想を人に与えることは出来ないのかもしれない。