今週のお題「部活」
わたしは帰宅部であった。帰宅部である故に、同じ帰宅部の仲間と青春を語らった、と言えば嘘ではないが、どうもピンとこない。
甲子園に臨むような野球部には少し憧れるけれども、到底ついて行けないのは分かっているので、憧れるだけで入ってみたいとは思わない。
ほどほどに活動する部活。そういうものに入りたい。しかし、この年になるとそういった社会人の集まりというのがどういうものか分からないし、もはや青春と呼べるものではなく、そんなところでメイクラブしても単なる不倫か年寄りの冷や水でしかない。
もしこのブログを若者諸賢がご覧ならば、部活動は絶対真面目にやった方がいいし、若さは使って減るものではないので、限界まで使った方がいい。若さは時間とともに減るのだ。気持ちで減るのではない。
わたしは「気持ちだけは若い」などという年寄りにはなりたくない。
若者に若さを説いても詮無きことであることは知っている。若さとは相対的なものであるので、若さを理解する唯一の手段は歳をとることだからである。しかし、そのことを百も承知であるにも関わらず、若者に「若いんだから云々」と言ってしまうわたしは相対的に歳をとったということか。