文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

腕時計ケースを買った。

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わたしは時計が好きだ。とくに、機械式が好きだ。クオーツが「チクタクチクタク」だとすると、機械式は振動数によっても違うが、「チクタクチクタクチクタクチクタク」である。

携帯電話を持っているので時計の必要性は微妙で、昔のように忘れると困る、というものではない。むしろ、邪魔な物体であるとして、近年は付けない人が多い。

携帯を忘れて困ったことはあるが、時計を忘れて困ったことはない。あれば一応便利なことは便利である。

そんな近年の腕時計とは、むしろネクタイに近いような気がしている。

諸賢は思うかもしれない。そんなのは当たり前だ。だから時計は云百万もするのだ。はなから装飾品なのだ。と。でもそれは違うと思う。腕時計はもっとネクタイに近い物なのだ。

例えば、普通の社会人としてネクタイを締めなければいけない職種の人がみんな数万円のネクタイを締めているかといえばそんなことはない。3本5000円のネクタイの中から気に入ったのを絞めているのである。

時計をネクタイ的な装飾品だと考えると、問われるのは値段ではなくそのセンスであり、如何に服装に溶け込ませるか、ということが大事で、値段が高ければいいという物ではないことがわかる。

機械式が好きとか言っておきながら、わたしはシチズンのQ&Qが大のお気に入りで、嵌める機会が相当多い。ネクタイもしていないと落ち着かないのと同じで、時計もしていないと落ち着かないのだ。そんな時、なにも主張することのないQ&Qは、どんな服装にも合う。迷ったらQ&Qである。

さて、そんな時計たちなのであるが、あまりにも扱いが雑だったので時計ケースを買った。ガラスケースで見栄えがいい。でも、ちょっと厚い時計だと蓋を閉めるのに苦労する。おおむね買ってよかった商品である。

 

棚の一段にぶち込まれていた腕時計たち。もはや腕時計墓場である。手前に写っている黒い革ベルト(合皮だがな)、しろい文字盤のがシチズンQ&Q。

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こんなたいそうな袋に入ってきた。

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12個入る。

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 安い。2500円ほど。

 

もっと安いのもある。

 

 Q&Qは腕時計のひとつの完成形である。