レッドウィングの875を気に入って履いている。それに合うジーンズが欲しかった。わたしは過去に数着ジーンズを所有していたが、数年前、着ない衣類を整理した際に、全て売り払ってしまい、以来、ジーンズは一着も所有していなかった。
875を履くようになり、やはり、ジーンズがなければといてもたってもいられなくなった。定番には定番。ジーンズの定番はリーバイスの501であると不磨の大典に書いてある。レッドウィングは3,980円だったので、501も古着でよかろうと色々探したが、破けたのしか見つけられなかった。しかも2,000円ほどする。
501の新品を調べたら7,450円で売っている。それも、リジッド、シュリンク・トゥ・フィットというもので、縮んで所有者の体型に合うというもの。それほど高いものでもないし、長く履くつもりなので新品でよかろうとアメ横へ出かけた。
501は星の数ほど種類がある。店で7,450円のを手にとって見てみたが、どうも安っぽい。隣の店で売っていた桃太郎ジーンズのほうが遙かに立派だった。でも、わたしは定番が欲しい。なのに定番は安っぽい。ジレンマである。
心穏やかならず店内を徘徊していると501の復刻版なるものがあった。なかなかの質感。メイドインUSAというのがいい。やはり、三味線とフンドシがメイドインジャパンでなければ興がそがれるように、ギターとジーンズはメイドインUSAに限る。
矯めつ眇めつしていたら、定員が、是非履いてみてくれ、という。復刻版は年代別に五種類ほどあった。わたしは、一番ゆったりしているのは? と聞いた。55年モデルだという。試着は無料だ。とりあえず履いてみた。
復刻版はレギュラー品よりも余計に縮むらしい。履いたときはぶかぶかであったが、店員曰く、洗えば丁度良くなる、とのこと。
あまりにぶかぶかだったので、もっとスリムなのはないかと尋ね、47年モデルも出してもらった。こちらも履いてみた。確かにスリムであったが、しっくりは来なかった。55年モデルのいいところは股上が深いところだ。最近は股上が浅いズボンが多い。
どうせ何十年も履くものだ。なら最高のものを履きたい。多少高くても気にするべからず。と思って買ったら、、、30,000円は痛い……。カードは恐ろしい。衝動買いが可能になってしまう。あまりカードを持って出歩くのは避けようか思う今日この頃である。
シュリンク・トゥ・フィットなどは後日。
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