つけた日原題は「The Time Traveler's Wife」時間旅行者の妻である。
内容はタイトルそのまま。
久しぶりに熱中して観ることが出来た映画。面白い。いろいろ突っ込みを入れたくなるが。
【ネタバレ注意!】
男はある日、タイムスリップする病気にかかってしまう。なぜか、クレアの元にタイムスリップすることが多い。クレアは子供の時からタイムスリップしてきた男を知っていて、大人になって男と結婚する。結婚した後も男はタイムスリップしてしまうのでいろいろ大変。
自分的には極上の恋愛&ミステリー映画だと思うので興味ある人はこれ以上読まずに是非観て欲しい。
わたしの不満は、タイムスリップする病気が治って、もしくは死を回避するハッピーエンドを期待していたのに、むざむざバッドエンドにしたところにある。
男は腹を打たれて死ぬのである。しかも、死ぬタイミングも分かっているのだから、伏せていれば良いものを、ボケッと起き上がっていて打たれるという。失血死なのだから、血液を用意しておくとか、救急隊を呼んでおくとか、いくらでも助かる方法はあったはずなのに、むざむざ死んだようにしか見えない。
原作は上下巻の長編なので、その辺の理由についても書いてあるのかも知れないが、正直がっかりである。死んだ後、タイムスリップして妻と会っても、妻の方は感激だろうか、男はさっきまで妻と一緒にいたと思うと、興醒めもいいところだ。原作が気になる作品。
- 作者: オードリー・ニッフェネガー,羽田詩津子
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