ちょっと山に分け入ってこごみを摘んだ。
町中でしか履いていなかったレッドウィング875アイリッシュセッターの紐をかたく一番上のホールまで通して、山道をずいぶん歩いた。道なき道を行くし、トゲのある草もあるし、鹿が食い散らかした笹の茎などがあるので結構危険だ。
いつもはオックスフォードのティンバーランドで山に入っていたのだが、そうすると足首に傷を負うことがある。
875は6インチブーツで、この6インチがどれほどの効果があるか試したかった。
わかったことは、この6インチは飾りではない、ということだ。ちゃんと足首を守る役目を果たしていた。もちろん、こういうところで履くなら8インチの方がいいに決まっているが、8インチを履いて車の運転も嫌なので、6インチというのはなかなか悪くない選択だと思う。
最初はリーバイス501の裾をブーツの中にしまおうとしたが、これは6インチには少し無理であった。
写真のように石を飛んで川を渡ったりしたのであるが、見事に滑ってすってんころりん。アイリッシュセッターもろとも川に浸かってしまった。濡れても全然平気なナイスシューズだ。
これがこごみである。
調理法は至って簡単。洗って2分ほど塩の入った鍋で茹でるだけ。
あとは、マヨネーズでも、酢味噌でも、醤油でも、好きなように食えばいい。若干の粘りけと、山菜のかすかな苦みがたまらない。