公式映像 2015年ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ優勝 高橋バリスタ
最近、珈琲のいれかた動画をよく観る。
人によって、こうまでいれかたに違いがあるのかと驚くばかりである。
たとえば、2015年のチャンピオンは抽出するときの温度を一定にするために、途中で湯を切ることはしない。2016年のチャンピオンは3回ほどに分けて入れているし、ドリッパーの縁にまで湯を注いでいる。
2016年チャンピオンは粒度の違う二層の豆を使っている。下に粒度の荒い豆を用いるのは、過抽出を防ぐためだという。
2015年のチャンピオンのいれかたはすぐに真似をした。蒸らし時間は計るのではなく、炭酸ガスが出きった時が終了なのだそうだ。「今です」と蒸らしを終了させるのだが、これが格好いい。
実際、湯を切らすことなく、蒸らし時間も感に頼ってやるようになって、ちょっと美味くなったような気がする。
しかし、珈琲は奥が深い。この動画のシリーズをぜひご覧いただきたい。人の数だけこだわりがある。このこだわりが珈琲の楽しさの一つであることは間違いない。