塩からの賞味期限が5日ほど過ぎてしまっていたので、ペペロンチーノに残りを投入したら、美味かった。パスタと塩からは合う。しかし、それにチーズと胡椒を加えると、味が意味不明になるので、塩からで止めるべきかも。
さて、ある地方都市の交差点にお洒落なカフェがあった。交差点の隙間に、縫うように建っていて広さは六畳くらい、客席は3席。テイクアウトすることも出来て、そっちの方が主なのかもしれない。
珈琲の売り方も面白く、豆の名前ではなく、豆の特徴で売っていた。店員曰く、キリマンジャロだから酸っぱいとかは横着な売り方で、同じ銘柄でも様々な味わいがある、とのこと。
この珈琲屋では二つのことを学んだ。一つはクレバー・ドリッパーなるドリッパー。フレンチプレスのようにしかっり抽出できて、かつ、ペーパーのキレが味わえる。実際にいれてもらったが、普通に美味かった。
もう一つは蒸らし用のお湯のはかり方だ。この店では、最初から最後まで、秤の上で一杯の珈琲をいれていた。水は1グラム1ccなので、蒸らしの湯量を正確に計ることが出来る。ちなみに、蒸らしの湯量は豆の量と同量にすべしと珈琲バイブルに載っていた。豆が15gなら蒸らし湯も15ccである。
家に帰って早速やったら、わたしは蒸らしに倍くらいの湯量を使っていた。
一杯の珈琲を飲みながら店員と喋るのは楽しい。空いている珈琲屋の楽しみ方の一つである。繁華街のカフェだとなかなかそうはいかない。