(100日連続更新31日目)
今日、世話になってる知り合いへのクリスマスプレゼントを買いに行った。結構悩む。だが、ここは頑張って悩まなければならないとサンデル先生に教わったので、一生懸命悩むことにしている。
今まで、クリスマスやバレンタイン、最近だとハロウィンなどは商業主義者どもが商品を消費させるために拵えた策略だと思っていた。
だが、知り合いのプレゼントを選んでいて、必ずしも商業主義者の思惑だけではないと感じた。
というのも、クリスマスというイベントがなければ、自分は知り合いにプレゼントを買わなかっただろう。なにもないのに、いきなりプレゼントを渡したら、向こうだって戸惑うはずだ。
そこで、クリスマスというものがちょうど良い口実となるわけである。
こちらがプレゼントを渡す機会を欲しているからこそ、クリスマスというイベントが発明され、そこにちょうど商品を売りたい商業主義者が現れたとも考えられる。
クリスマスほど商業主義の色合いは強くないものの、お歳暮やお中元も似たような機能を果たしていると言える。