(100日連続更新24日目)
町を歩いていて、気になるキャッチコピーをときどき発見する。この前見つけて気になっているのは「帰りたい家が、作りたい家。」というpolus住宅の文句である。
キャッチコピーはある意味詩的である必要があると思う。普通すぎるとキャッチ出来ないからだ。例えば、他のpolusのコピーで、「家づくりを楽しもう。」というのがあるが、ちょっと弱い。
「帰りたい家が、作りたい家。」は通常の文章では出てこないと思う。英語の関係代名詞とかを直訳したような文章だ。だが、この不器用さがコピーなのだと思う。もし普通の主語を想定した文章なら、「帰りたい家が、作りたい」になってしまう。もっと自然にするなら、「帰りたい家を、作りたい」かも知れない。でもこれでは弱い。
「帰りたい家が、作りたい家。」最後の句読点もどっしり感を生み出していてなかなかいい。しかし、ネットで調べてみると、この文句は出てこないので、古いキャッチコピーなのかもしれない。
ポラス住宅のコピーはいろいろあったが、これに勝るのはないと思うのだが。
明日は自分の作品のコピーを自己検証してみようと思う。