文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

美味しいコーヒーのいれ方を教えてあげよう マジックワードか宗教的仮説

映画や小説でたびたびこのセリフが登場する。村山由佳氏には同名の作品もある。 自分はこのセリフを聞いたとき、別のセリフがオーバーラップするのだ。 美味しいコーヒーのいれ方を教えてあげよう=人生の真実を教えてあげよう 結論を最初に述べると、この二…

増税前に、拙作を!

4月になると多分値上がりすると思う。 ペンタゴンはいま315円だが、多分324円になる悪寒。 ブックライブで調べたらなんと帰ってきたヒトラーと並んで載ってて、なんとなく嬉しかった。あれは傑作中の傑作小説である。 http://booklive.jp/product/index/titl…

アンチノミー的理性概念と幸福と不幸について。経験的か超越的か。必要十分条件

コメントをいただいて時間と自由との関係を改めて考えてみた。あと、幸福とは。 カントのアンチノミーに従えば、時間は有限とも無限ともなる。 時間は無限=現在の結果は過去の因果による。時間が生まれるには、時間が生まれるための因果が必要である。その…

時間からはどうしても自由になれない。従って、人間は完全なる自由を得ることは出来ない。

昨日の今頃はなにをやっていた、とか、明日の今頃はなにをしているだろう、とか、一週間前は、一月前は、などと、人間は単位を区切って物事を考える。その単位の基準は、太陽が昇って沈むという、一日を基準にしているのではなかろうか。もちろん太陽が昇っ…

死ににくくなったことで失ったもの。人々はより良き人生を送れるようになっているか?

ささやかな家庭菜園をやっているのだが、そこで出来た野菜が旨い。 人はパンのみにて生きるにあらず、というが、自給自足の生活はある意味憧れですらある。 自分が食べるものだけを作って、それを食って命を繋いでいく。時には飢えることもあろうが、現在の…

ペンタゴンの地下見取り図 パピレスより発売されました。

あらすじだけ見ると、鬱っぽい話に見えますが、自分ではおもしろおかしく書いたつもりです。重い話を軽いタッチで書いたというか。楽しんでいただけたら幸いです。サンプルもありますのでご覧下さい。 ペンタゴンの地下見取図 - 電子書店パピレス あらすじ転…

塔の上のラプンツェルをみた 小説を書くに当たってヒント

<<ネタバレ注意>>作品自体は楽しめた。灯籠流し? 灯籠飛ばしのシーンは圧巻である。ストーリーは大したことない。というより、全く大したことない。魔女が若返る魔法の花を持っていた。魔女の魔法の花を取ってくる。妊娠中の王妃は病気だったが、魔法の…

卒業式 良き歳をとるとは、善く生きられるようになるかどうか

卒業式を終えた帰りのような中学生を見かけた。卒業式の時期だ。 自分はまだまだ若いつもりでいるが、中学生の倍くらい生きている。 ときどき、昔に戻れたらと思う。中学卒業に戻り、高校生活を満喫し、もっと勉強して、留学とかしちゃったりして、もっと人…

やっぱり自分のことが好きな人のことが好きかも知れない。

大人はだいたい子どもが好きだ。自分の子どもともなればなおさらである。なぜだろう。子どもが大人を好くからだ。自らの親ともなればなおさらである。まぁ、力量的に大人のことを好かざるを得ないという側面もあると思う。人は自分のことを好きな人を好く。…

新作紹介 ペンタゴンの地下見取図。

久しぶりにゆっくり家で過ごしている。。 さて、小説家らしく小説でも書こうか、と思うが、どうも準備が足りない。無理矢理書くことも出来る。が、それでは小説の外見を整えることは出来ても、なかなか魂はこもらないものである。 なので、予告通り、新刊の…

来週、いるかネットブックスから私の新作が発売されます

来週、いるかネットブックスから私の新作が発売されます。タイトルは「ペンタゴンの地下見取図」 パピレスは毎週木曜更新。入稿から発売まで大体3ヶ月かかる。まだかまだかと毎週わくわく更新を確認していた。ついに、来週の入荷予定のなかに拙著が入ってい…

3.11について思う。この世は理不尽である。

震災は三年前の今日。その時間、職場で黙祷を捧げた。一分間の黙祷の間考えた。一万五千人以上が死んだ。みんな、まさか突然死ぬとは思わなかっただろう。しかし、突然死んでしまったのだ。今、自分は生きているが、いつ、この前のような震災にみまわれ死ぬ…

将来不安は漠然としていて具体性に欠けるために楽しみに変換できない

二つ前の投稿で人生の苦痛を楽しみに変える、と書いた。かりに、おおむねの苦痛を楽しくすることが出来たとしても、全く思い通りに行かないものがある。それは将来不安だ。 将来不安がその他の不安と決定的に違うところは、通常の不安が過ぎ去るのに対し、将…

世界の帝王と妻子の問題 陰謀論がたとえ事実だとしても

この世界はロスチャイルドとか、ロックフェラーとか、メディチ家とか、300人委員会とか八咫烏とか、そういう一部の人間に支配されていて、我々は、彼らの許す範囲で経済活動を行い人生を送る。 という陰謀論がある。仮にそうだとしても、ロスチャイルドの偉…

意味不明な人生の方角を教えてくれるヒント

人生の中で掛け値無しで楽しいことは稀である。年に数回の旅行か、多くても月に一回充実した休日があればいい方だ。または、毎日が休日ではあるけれども、365日納得のいかぬ日々を送っている人もいるだろう。 面倒くさい雑務、創造性のかけらもないルーティ…