前から観たい観たいと思っていて、やっと観ることが出来た。20年ほど前に金曜ロードショーか日曜洋画劇場でやっていて、見逃してしまったのだ。
二十四年前、四半世紀前が舞台であるが、スーツのデザイン以外いまとあんまり変わっていないと思う。とくに駅舎とか。
ストーリーは王道だ。ダンスのスペシャリストが、ダンスを好きになれずに場末のダンススタジオでくすぶっている。そこに、素人だがダンスに情熱を燃やす男が入ってきて、再びダンスへの情熱を取り戻すというもの。
役者が実によい。とくに竹中直人は最高である。この作品を見事なコメディにしている。
ほんの四半世紀前。windows95が出てきて、インターネットが始まろうとする時期。ちょっとしたノスタルジーに駆られながら、楽しむことができる映画である。
そういう意味で、今観て楽しい映画だ。もちろん、その当時も最高の作品であったことは言うまでもない。
リチャードギアがリメイクしたらしい。プライムになったら観ようと思う。