葉室麟の原作だという。
原作だと、人情話とか、恋愛とかいろいろ絡んで、文学なのだろうが、映画はちょっと文学になりきれていない。かといって、エンターテイメントにもなりきれていない。
じゃあつまらないか、といえばそんなこともなく、映画ならではの観どころもたくさん在る。
わたしが一番気に入ったシーンは采女の無双っぷりである。もうちょっと無双させて欲しかった。100人くらい切って欲しかった。
結局最後は暴れん坊将軍よろしく、ゲバルトで制圧である。だったら最初から切っておけば……、それをいっちゃぁ。
プライムで観られる。お薦めである。