文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

164回芥川賞の候補作が決まった。

宇佐見りん(うさみ りん) 推し、燃ゆ

文藝 秋季号

 

尾崎世界観(おざき せかいかん) 母影(おもかげ)

新潮 12月号

 

木崎みつ子(きざき みつこ) コンジュジ

すばる 11月号

 

砂川文次(すなかわ ぶんじ) 小隊

文學界 9月号

 

乗代雄介(のりしろ ゆうすけ) 旅する練習

群像 12月号

 

早速図書館で借りてこようと思う。

 

たしか、砂川さんと乗代さんが二回目か?

 

砂川さんはまた戦場をテーマにしているようだ。タイトルからして。

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

 

うーん。乗代さんの作品はほとんど記憶にない。いま自分で書いた感想を読んだが、あまり良い評価はしていなかった。これはノミネートが謎なレベルである。芥川賞は適当にノミネートしているのではなく、いわゆる純文学の中でもいろいろな毛色のものを幅広くノミネートしている。ポップ系でノミネートされたのかな?

yoshinori-hoshi.hatenadiary.jp

 

 

ご存じの通りすごく面白い芥川賞作品というのは滅多にあるものではなく、候補作品ともなると、なおさら少ないのである。

 

ただ、芥川賞がなくなってしまうと、いわゆる純文学というものがなくなってしまう心配がある。

 

いや、逆かも知れない。芥川賞のせいで純文学が読みにくくツマラナイものと認識されてしまっているかも知れない。

 

ともあれ、わたしは候補作を読んで受賞作を当てる遊びが好きなので、頑張って全部読みたいと思う。多分、図書館で揃うと思う。