わたしは医者が嫌いである。おそらく、医者が好きで医者に通い詰めるものはいないだろう。(むかし自己負担がゼロ円のころは話し相手を求めて通院する年寄りがいたと聞くが、それは医者を求めてではなく話し相手を求めてである。
しかし、自分では特に歯に問題は感じていないものの、歯科検診を受けることになり渋々行ったわけである。
行けば絶対に「虫歯があるから治療する必要があります」と言われるのは分かっていた。虫歯があろうがなかろうが向こうは治療しなくては儲からないのだから。
もちろん、治療する気などはない。
だが、検診結果は私の予想をちょっと上回っていた。
「虫歯9本。歯周炎に顎関節症ですね。すぐに治療を行って下さい。あと歯石の除去もして下さい」
おいおい。わたしの極めて健康な口腔事情になんちゅういちゃもんを付けてくれるのだろうか。
しかし、デンタルミラーと合わせ鏡で歯の裏側を見ると確かに黒い。
さすがに、治療した方がいいかなぁ、と心が揺れたということは告白しておこう。
だが、歯は一カ所でも削ったら最後、全ての歯が滅ぶ、ということは知っていたので、ぐっと我慢して自然治癒で治す本を購入した。半分ほど読んだが、なかなか興味深い。全部読み終わったら書評する。
Amazonでも書店でもなんでも良いので、虫歯関係の書籍を見て欲しい。歯医者が如何にヤバいかなどという情報は、ネットだけでなく五万と転がっている。
大きな本屋に行ったら、健康の書架ではなく、医学の書架の歯科コーナーを覗いてみると良い。どのようにして歯科治療で儲けるか、そんな本まで普通に並んでいる。
歯医者の待合室のラックに並んでいたら萎える本たち↓

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