最近夏至に近づいているので日が長い。夜が短くなった気分だ。19時でも明るいというのはどうも落ち着かない。
さて、ダイソーの原稿用紙。10枚ほどつかってみたが、使える。実に使える。
書き心地もいいし、速乾性もある。
ただ、つるつるなので鉛筆派にはちょっと向かないかも知れない。
右から、山田製、満寿屋、ダイソー。ペンはモンブラン・デュマ。インクはミステリーブラック。
山田製は滲みまくる。すなわち、吸水性が高いのである。逆に、満寿屋は吸水性が低い。渋いフローのペンなどでは掠れる。そして、吸水性が低いので乾きにくく、急いで書いていると、未だ乾かざるところにまで右手が進んでしまって、原稿を汚してしまう。
あと、山田製の難点は滲みすぎてインクが貫通して、下の紙を汚してしまうのだ。重ねて書かなきゃいいじゃん、というかも知れないが、普通重ねて書くだろ。
ダイソーは山田製ほどは滲まず、満寿屋ほどははじかず、じつにちょうどいい。よっぽど同じところをぐりぐりやらない限りインクの貫通もない。しかも、値段も安い。108円で35枚。1枚3.08円である。
はっきり言って近年の原稿用紙は需要がないからだろうが高い。満寿屋は1000円100枚なので、石原慎太郎のように一晩で100枚書くと1000円かかる計算になる。確か山田製は100枚=700円だったような。
故に、ダイソーの原稿用紙、貴重なるかな。お勧めである。願わくは満寿屋のようなルビなしも欲しいところである。あと、セピア色も欲しいなぁ。
火曜 文具 神楽坂 山田製 原稿用紙 満寿屋との比較 - 文学・文具・文化 趣味に死す!