スコットランドは地球の一地方で片隅であるにも係わらず、タータンチェックとかアーガイル柄とか、人類普遍の模様をいろいろ生み出している。
この時期、早朝、外で二時間くらい突っ立っていると、足の指が寒さでヒリヒリと痛くなる。それを克服するには、靴下の二枚履きや靴下ホッカイロなどの手もあるのだが、ちょっと厚めの靴下を買ってみた。
なんにしようか迷った挙げ句、アーガイル柄を選んだ次第である。本来、アーガイルを編むのは大変だという。これは一足250円弱の品なので、そういう大変さはないだろうが。
紳士のたしなみとして、靴下はホーズでなければならないのであるが、この分厚さでホーズを作ったら、さすがにうっとうしい。
履き心地も悪くなかった。人工繊維なので耐久性もそこそこあると思う。ただ、ゴムが伸びないか心配。
写真で分かるように、アーガイル柄の部分は随分糸が飛び出していて、ちょっと引っかかったりする。
カジュアルなツイードのスーツなどに合わせて履いている。なかなか気に入っている。