月曜はダンディズムということになっていて、これがダンディズムに直接関係するかどうかは疑問だが、若干擦る話ではないかと思う。
バーバリーのライセンス契約が切れた後、もう駄目だろうと予測されている。
この記事の通り、
「バーバリー ロンドン」を展開していた売場では「マッキントッシュ ロンドン」、「バーバリー・ブラックレーベル」や「バーバリー・ブルーレーベル」の店舗ではそれぞれ「ブラックレーベル・クレストブリッジ」や「ブルーレーベル・クレストブリッジ」
となっている。最近百貨店でマッキントッシュが目立っているのはそういう理由だ。
じゃ、バーバリーがブラックレーベルに変わって、なにか品質が落ちたかと言えばそんなことはない。つまり、みんな三陽バーバリーの品質で買っていたのではなく、バーバリーの名前で買っていたのだ。
マッキントッシュだって同じである。マッキントッシュの名前で売ろうとしているだけである。
三陽は他にもポールスチュワートとか山長とかいろいろブランドを持っているが、ライセンス料のかからない独自ブランドを作らないと厳しいのでは。
というのも、この情報化社会、ちょっと調べれば名前だけか、それとも本物か、などは手のひらの端末をちょちょっといじくればわかることなのだ。
消費者がブランドに惑わされず本物を選ぶようになってきたのはいいことである。
落合先生も著書で書いている。ネクタイは15,000円程度で良いが、但しライセンス物ではないもの、と書き、
「ライセンス物とは、日本の業者が西洋のブランドに、ブランドの名を借りる対価として、拝借料を支払う義務を負わされた不思議なタイのことをいう」
ライセンス業は早晩なりたたなくなるだろう。