文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

銀座の男夏市にぶらりと行って、ぶらぶら商品を眺めていたら、丸縫いスーツを買っていた

休日の銀座は混んでいた。
 

f:id:yoshinori-hoshi:20170617160333j:plain

丸縫いスーツは銀座の男市の目玉商品で作りがいい。普段はアトリエメイドに置いてある商品だ。アトリエメイドに置いてあるときは結構な値段がする。8階まで登ってくると値段が下がる仕組みだ。だから、男市に一緒に行く友人にはよく勧めていた。そのくせ、わたし自身は一着も所有していなかった。というのも、なかなか気に入ったガラがないし、ノータックというのが気に入らなかったからだ。
 
銀座の男市に詳しい人はご存じだろうが、銀座の男市で売れ残った商品が夏市に出される。最終価格ということで、男市よりも一割ほど下がっている。もちろん、商品の数は少ない。売り場も品物も半分以下になっている。ただ、これまでの経験だと、丸縫いはかなり残る。一年か二年くらい前の売れ残りもあるのではなかろうか。もちろん、丸縫い以外でも売れ残りは出るが。丸縫いを買うなら、男市のあとの夏市、冬市の方がお得かも知れない。
 
スーツの値段の大半は生地の値段であるが、それは丸縫いスーツも例外ではない。昨日確認した限りだと、ゼニア7万 ヒールド5万 ションヘル3万。この中で一番気に入ったのがションヘルだった。生地の肌触りがいい。一着ションヘルのスーツは欲しいと思っていた。
 
ションヘルというのは織機の名前で、とてもゆっくりと生地を織る。現在の高速機械の十分の一のスピードだ。そのために糸にムラが出来てふっくらと織り上がるという。それが肌触りの差となって現れる。良いか悪いかはこれから着てみて確かめたい。
 
さて、値段である。三万円は破格である。羽織った瞬間、買うことは決定された。トラウザーズがノータックであったがここは我慢する。
 
なぜ、丸縫いがノータックかというと、バイヤー宮崎さんのデザインだからだという。せっかくなのでバイヤーセンスに任せてズボンを上げてもらうと、なんと、くるぶしまで裾を上げるノークッションである。店員はあまりおすすめしない、と言っていたがせっかくなのでいつもより多めに上げてもらった。裾はダブルの4.5cmとのことだが、これはさすがに4センチにした。
 
丸縫いのズボンはかなりタイトである。しかし、立体縫製になっているようではきやすい。中も丁寧に作られていた。体になじむのが楽しみである。
 
 

銀座の男市関係の記事

松屋、銀座の男市に行ってきた。初日にだ。2017年5月11日 - Yoshinori Hoshi Official blog

松屋銀座の「銀座の男市」は12月13日からだ - Yoshinori Hoshi Official blog

銀座の男市2016年10月5日に行ってきた。 - Yoshinori Hoshi Official blog

銀座の男市 2016年5月 - Yoshinori Hoshi Official blog

松屋【「銀座の男」冬市】に行ってきた。イージーイージーオーダーとは - Yoshinori Hoshi Official blog

松屋 銀座の男市に行ってきた。初日にだ。 - Yoshinori Hoshi Official blog

 

 

 

バイヤー宮崎さんの御著書。

 

 

 

 

成功する男のファッションの秘訣60――9割の人が間違ったスーツを着ている (講談社の実用BOOK)

成功する男のファッションの秘訣60――9割の人が間違ったスーツを着ている (講談社の実用BOOK)

 

 

 

9割の人が間違った買い物をしている 成功している男の服選びの秘訣40 (講談社の実用BOOK)

9割の人が間違った買い物をしている 成功している男の服選びの秘訣40 (講談社の実用BOOK)