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銀座の男市 2016年5月

私のブログで最もアクセスが多いのが銀座の男市関係である。

ブログではダンディズムを取り上げているから、それは予想できる範囲ではあるのだが、実際のところ、バーゲンセールとダンディズムはあまり相性が良くはない。

 

バーゲンセールの値段は魅力的で、本来妥協すべきではないダンディズムをダマシダマシ物色するのである。

 

今回購おうと考えていたものは、夏用パジャマ、蝶ネクタイ、黒のニットタイ、そして、リネンの生成りのジャケットである。丸縫いジャケットでリネンの生成りがあれば良かったのだがない。というか、リネンの生成り自体がない。ようやく見つけたのは、メッシュ織りで伸縮性があるというもの。素直に諦めるしかなかった。

 

蝶ネクタイとパジャマは店員に聞いたが売っていなかった。黒のニットタイを見つけてレジに持っていって金を払おうとした瞬間、黒だと思っていたニットタイの色が青みがかった。慌てて店員に「それ、黒ですか?」と確認すると、店員はブラックスーツと比べ、「濃紺ですね」ということ。黒が欲しいと伝えると、何十本もネクタイが入っている段ボール箱をひっくり返してくれたが、残念なことに黒はなかった。

 

せっかく銀座の男市に来たのに、何も買わないで帰るのも癪だったので、トラウザーズを物色。サマーウールのトラウザーズはこの先必要である。おばちゃんがこれでもかと試着を薦めてくる。ピンストライプの国産が一万未満でお買い得かな、と思い試着。ヒップもちゃんと収まり悪くない。買おうとしたところ、おばちゃんがカノニコのライトグレーを薦めてくる。

 

「履くだけ履いてみて!」と試着室の中に放り込んでくる。試着するだけならただなので、カノニコを履いてみたら実に素晴らしい履き心地。比べれば歴然である。即決で買ってしまった。お値段も素晴らしく、ピンストライプのトラウザーズが二本買える金額だった。

 

「銀座の男」市 2着で29,800円+税(32,184円) |MATSUYA 松屋|

 

宮崎バイヤー本人もいらっしゃった。意外に大きかった。

以下の三冊を読んでから行くと男市を3倍楽しめる。かも知れない。

 

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