珈琲も美味かったが看板も上手い。
篆書のニュアンスを取り入れつつオリジナルな書体で書かれている。
さて、古瀬戸珈琲にぶらりと入って、マンデリンを頼んで驚いた。
運ばれてきたのをひと口飲むなり、
「うまっ!」
そして、
「ぬるっ!」
そう。美味くて温いのである。
こんな美味い珈琲は何年ぶりだろうか。
こんな温い珈琲は生まれて初めてだった。
行きつけの豆屋でその話をすると、やはり、マンデリンなどは特に低温で入れる必要があるとのこと。八十度くらいでいいようである。
なので、ポットで沸かしたお湯を温度計で測ってみたわけであるが、八十度に下がるまではかなりの時間を要した。
マンデリンをいれるとき、温度は要注意である。