文学・文具・文化 趣味に死す!

小説家 星香典(ほしよしのり)のブログ。小説、映画、ファッション(メンズフォーマル)、政治、人間関係、食い物、酒、文具、ただの趣味をひたすら毎日更新し続けるだけのブログ。 ツイッター https://twitter.com/yoshinori_hoshi  youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC0YrQb9OiXM_MblnSYqRHUw

なぜ人は病院に行き薬を飲むのか。病院や薬は一種の社会的アイテムのような気がする。

病院と薬についてひとこと。

自分は病院にも行かないし薬も飲まない。それは、医者と製薬会社を信じていない上に、行かなくても治るからである。

最近、ディオパン事件やらなにやらで、医者と製薬会社の癒着が問題になっているから、医者と製薬会社に全幅に信頼を置いている人は少ないと思う。NHK取材班が記した「 病院ビジネスの闇」は名著なので、是非ご一読いただきたい。

さらに、多くの人は病院に行かずとも、薬を飲まなくとも、風邪程度なら治ることを経験的に知っている。それでも病院に行って薬を飲むのはなぜか。

答えは、社会的圧力にあるのではあるまいか。例えば、風邪をひいて会社を休むとしよう。厳しいところでは医師の診断書が必要となるので、これは社会的圧力ではなく社会的強制である。厳しくないところでも、「病院行った?」「薬飲んだ?」と上司や同僚に聞かれたらなんとする。「いえ、病院には行かないし、薬も飲みませんでした」と答えられるだろうか?

つまり、病院や薬は、社会的観点からは、病気を治すものではなく、病気であることの証明であり、且つ、病気を治す努力をしている証明だと言える。逆に言えば、病院に行ってしまえば、例え健康でも病気であるというアリバイ工作が可能である。政治家どもがよく入院するではないか。