病院と薬についてひとこと。
自分は病院にも行かないし薬も飲まない。それは、医者と製薬会社を信じていない上に、行かなくても治るからである。
最近、ディオパン事件やらなにやらで、医者と製薬会社の癒着が問題になっているから、医者と製薬会社に全幅に信頼を置いている人は少ないと思う。NHK取材班が記した「 病院ビジネスの闇」は名著なので、是非ご一読いただきたい。
さらに、多くの人は病院に行かずとも、薬を飲まなくとも、風邪程度なら治ることを経験的に知っている。それでも病院に行って薬を飲むのはなぜか。
答えは、社会的圧力にあるのではあるまいか。例えば、風邪をひいて会社を休むとしよう。厳しいところでは医師の診断書が必要となるので、これは社会的圧力ではなく社会的強制である。厳しくないところでも、「病院行った?」「薬飲んだ?」と上司や同僚に聞かれたらなんとする。「いえ、病院には行かないし、薬も飲みませんでした」と答えられるだろうか?
つまり、病院や薬は、社会的観点からは、病気を治すものではなく、病気であることの証明であり、且つ、病気を治す努力をしている証明だと言える。逆に言えば、病院に行ってしまえば、例え健康でも病気であるというアリバイ工作が可能である。政治家どもがよく入院するではないか。