わたしはとっくに解除されて然るべきものだと思っていた。
なぜ解除しないのか不思議だった。
普通の庶民はもう自主解除している。
そもそも、病床の逼迫だって、単にコロナ病棟にしたくないという大人の事情だけで、実際的な病床は余りに余っていることがバレている。
感染者も死者もアメリカの100分の1。アメリカだったら問題にならない程度の被害だ。被害ですらない。誤差である。
それなのに、緊急事態宣言を延長して飲食店を苦しめる。罰則まで作って飲食店を苦しめる。
これはコロナ対策ではなく飲食店虐めである。いや、飲食店だけではない。様々な業種が自粛のせいで被害を被っている。
政府はコロナにかこつけて、中小企業をぶっ潰したいのだ。もうすこしスマートな言葉で言えば「産業構造改革」を行っているのではなかろうか。
そう考えると、この無意味きわまりない緊急事態宣言や、あえて病床数を絞り、病床逼迫を演出した理由が飲み込める。
日本が産業構造改革を行わなければならないのは自明であるが、こういう手段でそれと分からないように行うのは民主国家としていかがなものであろうか。