モード・ルイスの伝記映画である。
モード・ルイスがどういう人物であるのか、全く知らずして観た。彼女の絵はどこかで見たことがあるような気もするが、もちろん、正確には分からない。
夫婦愛が半分テーマっぽいが、旦那が亭主関白と言うよりも、もはや奴隷商人レベルである。
ルイスは奴隷でももうちょっとマシな扱いをされるのではないかという状況からスタート。ルイスはちょっと知恵遅れっぽいところがあり、奴隷扱いでも耐えるのであるが……。
もうこの時点でどん引きしているので、そのあと旦那が優しいそぶりとか見せても感動しない。
あの時代のカナダとはああいう世界だったのだろうか。本当に実話なのだろうか? 誇張しているのではないだろうか?
不思議な映画だった。