半隔離主義、社会を回せ! 経済を回せ! ブラジル大統領は偉い、と私は唱えていて総スカンを食らっているわけであるが、最近橋下氏は機を見て敏なので、「コロナしょうもない」とは言わなくなった。
堀江氏は相変わらず孤軍奮闘の態である。
さて、わたしはお坊ちゃまくん世代なので、小林よしのりがゴーマニズム宣言の前身、おこっちゃまくん、をコロコロ誌上に掲載していることから読んでいる。
ゴーマニズム宣言もかなり長い間読んでいたが、ここ5,6年は足が遠のいていた。
さて、このコロナ狂乱で小林氏がどのような論陣を張っているのかと気になって検索をかけてみて驚いた。
「無症状者は経済を回せ!」小林よしのりの“ゴーマニズム発言”に終息なし | Asagei Biz-アサ芸ビズ
曰く、
「自粛なんかやめろ、これは巨大な悪である。どうせ感染者は増え続ける。自宅療養しておけばいい。緊急事態宣言やっても、自粛を要請しても無駄!ならば経済を回した方がいい!」
全くわたしと同意見である。驚くほど一致している。
同時にちょっとゾッとしたのだ。
わたしの思考の基礎というものが、幼少期に耽読したお坊ちゃまくんやおこっちゃまくんに形成されたのではないか、という心細い不安である。
ドストエフスキーに影響を受けています。カラマーゾフの兄弟や罪と罰などが糧になってます。などなら格好いいが、小林よしのりに影響を受けています。お坊ちゃま君やおこっちゃまくんなどが糧になってます、ではなんか格好がつかない。
これは鶏が先か卵が先か、なのだろう。小林よしのりを好んで読んでいたのは、わたしにそういう素質があったから、とも言える。どちらにしてもあまり格好良くない。
ちなみに、星香典を名乗っているが、小林よしのり氏とも星新一氏とも一切関係がない。
小林よしのり氏がブログをやっていることすら知らなかった。ここに元ネタがある。昨日の更新も面白くて、マスコミは隠れ患者が数万人いると喧伝するが、その隠れ患者は決して致死率に算入しない。恐怖を煽れないからである。