この本も、一流はなんたらで、三流はなんたら、など昨今流行の自己啓発系。
○○タイプには△△、□□タイプには××、など正直あまり参考にならなかったが、ひとつだけ是非やりたいと思ったのは、雑談のネタ帳作りである。
健康、スポーツ、自分の本業に関わる話、気になる商品、面白かった映画や本、などの項目で、常時5,6個の話を用意しておく。ちゃんとしゃべれるようにして。
そうすることにより、雑談でなにも話すことがないという失態を避けることが出来る。ただし、あまりに関係ない話をするのもバカっぽくて困りものであるが。
あと、相づちの「さしすせそ」も面白かった。
さ=さすがですね
し=しらなかった
す=ステキですね
せ=センスいいですね
そ=それはすごいですね
褒めるときはつぶやきで、というのも参考になる。
面と向かって「すごいですね!」などというとバカっぽいので、
視線を外してぼそり、「すごい……」などと言うといいらしい。
うむ。こうやって思い返してみると、意外に面白い本だったのかも知れない。
続編が出ているが、続編はプライム無料になっていない。