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民主主義は平和をもたらすか 印パがやばい。

7ここのところ軍事関連銘柄が堅調に推移していて、その理由は北朝鮮というよりも、印パが核戦争をおっぱじめるかも、という懸念がでかい。

 

日本ではあまり報道されていないようだが、先月末から飛行機を打ち落としたり爆撃したりと、ドンパチが始まっている。インドもパキスタンも核保有国なので、核シェルター関連銘柄が急騰している。

 

news.livedoor.com

悲しいことにいかに戦果を上げたかが選挙のアピールになるらしい。インドは5月に選挙を控えている。

 

インド与野党、越境空爆「戦果」で応酬=総選挙控え駆け引き:時事ドットコム

 

 

どうせなら、平和のアピールで選挙を戦って欲しいが、そんな社民党的な余裕はどこの国にもなくなっている。というのも、国民が社民党的理想をちっとも理想だと思わなくなってるし、現実的だとも思わなくなっている。

 

民主主義の恐ろしいところは、国民が乱世を望めば乱世になってしまうというところだ。

 

陰謀論的には悪い指導者が国民を先導して戦争を始める、みたいに言われるが、国民の中にも先導される理由はいくらでもある。ちょっと古いが「希望は戦争」の論文のように、にっちもさっちもいかなくなった人がどんでん返しよろしく戦争を希望してみたり、軍事銘柄を保有している人にとっても、今回の印パの紛争はボーナスである。

 

いま、左翼の間で天皇が持て囃されているが、それは肌感覚で、天皇のような平和主義者による御親政じゃないと戦争に突入してしまう、そんな懸念からではないだろうか。

 

いやはや。いつになれば世界平和は実現するやら。

 

 

核のリスクと地域紛争: インド・パキスタン紛争の危機と安定

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