一週間で読めるくずし字 より
天の原あかねさし出づる光にはいづれの沼かさえ残るべき
これも菅原道真が左遷で悩んでいるときの歌。
かな書 あしびきのこなたかなたに道はあれど都へいざといふ人ぞなき - 文学・文具・文化 趣味に死す!
↑これの次の歌。
あかねさし出づる光、は帝の恩寵を指しているらしい。
帝の恩寵の前にはどんな沼の氷も溶けてしまう、という意味で、自分の左遷も解かれるとかけているらしい。
よっぽど都に帰りたかったらしい。
この次の歌はもっとすごい。
楷書で書くとこうなる。
モンブラン244G