わたしはティンバーランドのブーツをかれこれ5年ほど履いている。アッパーは丁寧に扱っているのであるが、ついにソールがはがれてきた。ティンバーランドはセメント式である。直そうと思えば直せないことはない。しかし、1万円で買えるものを、1万円近くかけて直すのもなんだかなぁ、と思う。
ティンバーランドを買うとき、実はレッドウィングも検討した。875か8875のアイリッシュセッター。Uチップが好きなのだ。昔から格好いいなぁと思っていた。しかし、カジュアルシューズに4万円も出すのもバカらしいと諦めた。
そんなこんなで、あれから5年経ちティンバーランドが駄目になってきたので、アイリッシュセッターへの憧憬がむくむくと蘇ってきた。
で、なんの気なしに古着屋に入ったところ875が売っていた。かなりボロい。サイズはちょうどよさそう。履き心地だけでも試そうかな、と履いてみたところ、履き心地が気持ちいい。突っ込んだ足を鏡に映してみたところ、ベージュのズボンと色合いの調和がいい。
さてさて。どのように洗うか、いろいろ思案するところであるが、アイレットの緑青(ろくしょう)はとくにひどい。いろいろ調べていると、「オールドの証であると楽しむべし」という意見があった。真鍮製の鳩目を使っている限り緑青は免れないとのことだ。ただ、このべとべとは半端ないので割り箸を使って除けるところは除こうと思う。
アイリッシュセッターは1952年から作られている。この丸犬刻印は96年冬から97年に販売されたものだ。875は年々赤っぽくなってきたので、このモデルチェンジで色をオリジナルに戻したところ、日本では全く人気が出なかったらしい。わたしは丸犬刻印が一番格好いいと思っている。本当にラッキー。
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