この動画は面白い。シリーズで現在8講までアップされている。
浅田次郎は第5講。
浅田次郎はわたしが尊敬する現代の作家の一人だ。蒼穹の昴ではまった。プリズンホテルも最高。黒書院の六兵衛も好き。
どっちも読んだことがない。
とくに、陶淵明伝の方を浅田氏は熱く語っている。
早速amazonで購入した。
浅田氏は小説に必要な三要素を、面白いこと、美しいこと、わかりやすいこと、と言う。これは前から知っていたが、今回、利休の芸術を説明するのに、
オリジナル、ナチュラル、シンプル、という三要素を上げた。
利休の芸術を日本語で説明するとこんがらがるが、英語にするとわかりやすいという。
まさに小説は、面白く、美しく、わかりやすく、さらに、オリジナル、ナチュラル、シンプルであるべきなのかもしれない。
浅田氏が川端文学を絶賛する様子とか、絶対に観て損はない。